- 2012/07/26 掲載
2012年上期の「円高倒産」が前年同期比で2倍超、過去最多ペースで推移
2012年上半期の「円高関連倒産」は51件で、2011年上半期の27件の2倍超(112.5%増)となった。2012年は集計開始後最多ペースで推移しており、円高が進むに連れ、倒産件数も増加しているという。
倒産原因別では、「受注減少」(構成比33.3%)による倒産が最も多かったほか、業種別では、「製造業」(同52.9%)の倒産が過半数を占めた。
たとえば、合成樹脂販売の大洋マテリアルが為替デリバティブで2億円の損失を計上、また海外受注減により倒産した。また、冷食メーカーのエスケー食品も為替差損で資金繰りがショートした。そのほか、オリジナル子供服販売のベリーズや業務用冷食メーカーのオーブン、衣料品メーカーのガルド・ローブが同様の理由で倒産している。
対ドルの円相場は、リーマンショック前の2007年以降、5年あまりで40円も円高方向に振れた。対ユーロの円相場も、7月23日には1ユーロ95円を割り込んでおり、全面的な円高が進んでいる。たとえば、トヨタ自動車の想定レート(2013年3月期)は、1ドル80円、1ユーロ105円だが、現時点ではさらに円高が進んでおり、日本企業の収益を押し下げる要因になるとみられている。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
投稿したコメントを
削除しますか?
あなたの投稿コメント編集
通報
報告が完了しました
必要な会員情報が不足しています。
必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。
-
記事閲覧数の制限なし
-
[お気に入り]ボタンでの記事取り置き
-
タグフォロー
-
おすすめコンテンツの表示
詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!
「」さんのブロックを解除しますか?
ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。
ブロック
さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。
さんをブロックしますか?
ブロック
ブロックが完了しました
ブロック解除
ブロック解除が完了しました