- 会員限定
- 2007/03/22 掲載
【CIOインタビュー】 損害保険ジャパン、システムが支える“勘と経験に頼りきらない営業スタイル”
経営革新を支える日本のCIO
損害保険ジャパン 販売企画部代理店システム推進グループ 課長代理(2005年11月当時) 小林正樹氏 |
小林 正樹氏
(Masaki Kobayashi)
損害保険ジャパン
販売企画部代理店システム推進グループ
課長代理(当時、現リーダー)
1989年4月入社。
システム開発部門を経て、1999年7月からパソコンを活用した生保・FPコンサルティング販売教育を担当。
2003年4月から現職、データベース営業を展開。
損害保険ジャパンでは、保険代理店向けのシステム「SOMPOJ-NET」(以下、ソンポジェイネット)を構築し、事務処理の効率化に利用してきた。この活用をさらに進めて顧客のニーズにあった提案ツールとするプロジェクトが進行中だ。なかでも、顧客データを生かしたデータベースマーケティング営業を意識し、勘と経験に頼りきらない営業スタイルを促進できるようなシステムを目指している。すなわち、顧客の世帯全体のバランスを考えた「世帯総合販売」を目標に、家族の全員にフィットする商品をシステマチックに提案していこうというものだ。また、Web型の「ソンポジェイネット」を構築し、顧客データを代理店とダイレクトに共有して効果的なマーケティング営業を実現することも考えている。
「4年前の合併がやっと落ち着いて、ソンポジェイネットをもっと活用していこうという気運が高まりました。そこで、まずは現在ある機能の活用法を見直し、全社的に共有していくことにし、一昨年から昨年にかけて研修会や講習を全国で約90回に渡って実施し、約2000人ほどが受講しました。」
システムだけがその要因ではないと考えられるが、研修会に参加する代理店だけにモチベーションも高く、受講した代理店と受講しなかった代理店では明確に意識の差が出つつある。
「どんなに優秀な営業社員であっても、得手不得手はあるもの。セールスの話法に秀でていても、情報の収集が苦手だとか、パソコンのリテラシーが低いとか。そういった不得意分野は『ソンポジェイネット』を使いこなすことによって克服できる場合があります。そのためには、使いこなすための情報提供が必要だと考えています。」
関連コンテンツ
関連コンテンツ
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
投稿したコメントを
削除しますか?
あなたの投稿コメント編集
通報
報告が完了しました
必要な会員情報が不足しています。
必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。
-
記事閲覧数の制限なし
-
[お気に入り]ボタンでの記事取り置き
-
タグフォロー
-
おすすめコンテンツの表示
詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!
「」さんのブロックを解除しますか?
ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。
ブロック
さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。
さんをブロックしますか?
ブロック
ブロックが完了しました
ブロック解除
ブロック解除が完了しました