- 2012/08/09 掲載
北洋銀行、新営業店システムを稼働開始 帳票の自動読み取り機能などを追加
また、従来の営業店端末は、各システムとそれらに付随する端末がそれぞれ独立していたため、処理が煩雑となっていた。今回、既設の仮想デスクトップ環境を利用し、同一端末から各システムへアクセス可能とすることで、営業店に配備している端末台数、端末種類を集約し、端末の多機能化、運用管理の効率化が図った。
さらに、高額な金融商品取引など、上席(上位責任者)の承認を必要とする取引については、PC上で承認登録を行うことができる検印ワークフロー機能を追加した。これにより、事務の厳正化と処理のスピード化を図った。
そのほか、端末へのログインは、ICカード型行員証を採用した。これにより、ID・パスワード入力のみの認証と比べ、事務処理における担当者の責任がより明確になるという。
北洋銀行では、今回新営業店システムの導入とともに、新たに事務ナビゲーションシステムを導入する。この事務ナビゲーションシステムは、必要な事務処理を端末画面上でナビゲーションするシステムで、高度なノウハウや法的知識などを必要とする複雑な営業店事務を、スキルや経験などに左右されず、均質に処理することが可能になるという。
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