- 2012/07/03 掲載
「異次元の軽さ」、NECが13.3型で875グラムの世界最軽量Ultrabook「LaVie Z」を発表
「LaVie Z」では、超軽量ボディに加え、約8.1時間の長時間バッテリ駆動、急速バッテリ充電、高速起動、自宅内PCとのデータ共有機能などを備えた。
超軽量ボディを実現したのは、世界初となるマグネシウムリチウム合金を採用したこと。 アルミニウム合金の約50%、マグネシウム合金の約75%の比重でありながらマグネシウム合金並みの剛性を持つマグネシウムリチウム合金を底面に採用した。マグネシウムリチウム合金は軽量というメリットの一方で、加工が非常に困難な素材で、量産化には高度な加工技術の確立が必要になるという。NECパーソナルコンピュータはその技術的課題を克服し世界で初めてPCの筐体に採用した。
また、マグネシウムリチウム合金を適用できない複雑な形状部分の筐体には、マグネシウムダイカスト(鋳造)とその熟練工のみが可能な技術により薄さ約0.5mm~0.6mmの薄肉化を達成。マグネシウムリチウム合金と共に強度と軽量化を兼ね備えたモバイルPCのための軽量筐体を実現した。
マグネシウムダイカストのパソコン天板に、ディスプレイの構成部品を直接組み付ける筐体一体型ディスプレイにすることで、薄型化と軽量化、および狭額縁に貢献。薄型化を実現するため、従来のユニット化されたキーボードを本体に取り付ける方式ではなく、筺体に直接キーボード部品を組み付ける一体型設計を採用した。
13.3型ワイドで国内最薄の最厚部約14.9mmの薄さとA4クリアファイル並みのコンパクトボディ(突起部除く)を実現。また、約8.1時間の長時間バッテリ駆動が可能で、さらにバッテリ残量ゼロから約80%まで1時間で充電可能。カバンの中でもかさばらない約18.5mmの薄型軽量ACアダプタ採用した。
価格はIntel Core i7-3517Uと256GBのSSDを搭載した「LZ750/HS」が16万5,000円前後。Intel Core i5-3317Uと128GBのSSDを搭載した「LZ550/HS」が13万5,000円前後。2012年8月中旬に発売される予定。
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