- 2012/06/14 掲載
アデランス、新統合基幹システムにオラクルのERP「Oracle E-Business Suite」採用
アデランスでは、2010年に事業会社の統合を行い、統合による相乗効果を迅速に創出することが求められていた。また、日本のほか、欧米、アジアにおける11ヶ国の販売拠点とアジアを中心とした2ヶ国に製造拠点を展開し、今後グローバルにおけるビジネス成長を目指す。このような中、グループ全体の状況を包括的に把握することができる全社最適の仕組みとして、新統合基幹システムの構築を2010年9月に決定した。
新統合基幹システムは、全社共通の財務会計、購買調達、販売管理、在庫物流管理などの業務を網羅的に支援し、部門横断的に250ユーザーが利用している。プロジェクトの第一段階である会計と購買のシステムを11ヶ月で稼働開始させており、その後順次、販売と物流のシステムが稼働開始し、新統合基幹システムの全社展開が完了した。同システムの導入により、管理業務の本社集中化、販売業務の標準化、在庫情報の全社的な可視化を実現したほか、在庫削減などの効果もでているという。アデランスでは今後、新統合基幹システムの情報を有効活用するためのレポートやBIなどの仕組みの強化やグローバル各拠点への展開などを検討していく予定だ。
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