- 2012/07/27 掲載
セブン&アイ・ホールディングス、グループ各社のネットショップを一本化 3年後に取扱高5,000億円へ
セブン&アイグループの総合ネット通販、百貨店、総合スーパー、コンビニエンスストア、専門店のネットサービス、旅行/宿泊の予約、チケット購入サービスが自宅で、ワンストップで利用できるようになる。
またグループのネットの集合体としてリアル店舗とも情報を共有化し、店舗では展開できない商品をネットで取り扱ったり、ネットで注文した商品の店舗での受取りを可能にしたり、店舗での売れ筋情報、顧客の声をネットから吸い上げるなど、リアルとネットを融合する。
これにより、現状約1,000万人の会員を2015年度には2,000万人に拡大し、グループサイトでの取扱高5,000億円を目指すという。
なお、ライバルとなる楽天のEC事業の売上高は2010年12月期時点で1,440億円(総売上高は3,461億円)。これに対してセブン&アイ・ホールディングスのIT事業は2011年2月期時点では356億円に過ぎなかった。総売上高5兆円を超える同グループがEC事業を本格化することで、同市場の激化が予想される。
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