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- 2015/02/23 掲載
オートバックスとカクヤスの驚くべきオムニチャネル展開、アマゾンに勝つECサイトとは
ネット通販を突き詰めたオートバックスとカクヤス
同社では2000年からネット通販に対する取り組みを開始。まずはautobacs.comというサイトを開設したが、当初は店舗で販売する商品をWebサイトで紹介するだけで、ECというよりもむしろ「リアル店舗の販売促進のための施策の一環だった」。現在は、アマゾンや楽天、ヤフーなどにもショップを構え、販促からネット通販へシフトした。
実際の店舗ではタイヤやバッテリー、オイルなど1万~1万5000点、大きいお店では2万5000~3万点のカー用品を取り扱っているが、ネット通販ではそれらに加えて、カーナビやETC車載器など車関連の商品を幅広く提供している。
そんな同社のネットショップの立ち上げは2008年で、以後順調に業績を伸ばし、初年度から2013年にかけておよそ5倍の規模にまで成長した。2014年12月現在の登録商品数は約1万品目で、月間アクセス数は700万PVにのぼる。また顧客接点を増やすために、楽天やヤフーなど7つのモールに出店している。
【次ページ】業界の常識を覆すサービスで躍進
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