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- 2015/03/10 掲載
マガシーク 井上直也社長が語るサテライト戦略、ファッションECで進める在庫の仮想化
オラクルのResponsysも活用
ファッションECを支える4本の主力事業でB2BとB2C事業を展開中
現在、同社では大きく4つの事業を手がける。1つめが主力事業の「MAGASEEK(マガシーク)」だ。2012年には大規模リニューアルを実施。コンセプトは「自分のためのセレクトショップ」。たとえば会員が雑誌の「CanCam」が好きなら、その雑誌に出ているような好みの商品がトップに出てくるような、ビジュアル重視のWebサイトに変えた。
同時期に、2つめの柱である“世界最大級”のアウトレット通販サイト「OUTLET PEAK(アウトレットピーク)」もリニューアル。アウトレットに特化することで、お得感の高い同サービスだが、現時点で売上全体の25%ぐらいを占めるまでに成長した。「業界の中でもアウトレットに特化した事業として成長率が高く、アウトレットではOUTLET PEAKがナンバーワンではないか」(井上氏)。
また2013年にはNTTドコモから資本出資を受けて「d fashion」を開始し、これが3本目の柱に成長した。マガシークが持つ在庫を利用し、フロントはNTTドコモのDメニューのショッピングを利用。この事業は、同社の成長の大きなドライバーとなるもので、今や売上全体の20%ほどを占めているという。
「NTTドコモのパワーは凄くて、マガシークが培ってきた集客力が1年目からドンと押し寄せてくる感じだった」
ECソリューション事業と一口に言っても、商品調達から、システム提供、商品撮影、物流、Webサイト集客、プロモーションなど、いろいろなプロセスがある。
「メーカーの商品をマガシークやd fashionなどで販売できるため、在庫分散のデメリットがなくなる。また部分的な機能をお手伝いすることもある」
同社が手掛けた代表的なWebサイトには女性向けブランドを手がける「ANAYI」や近鉄百貨店の「ハルカスタイル」などがある。
百貨店ECではすぐにブランドを集められないが、同社サービスを活用することで、一気に400ブランドぐらいからスタートさせることができたという。
【次ページ】マガシークが進めるサテライト戦略とは何なのか?
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