- 2012/08/03 掲載
世界タブレット市場、アップルがさらにシェアを伸ばす:出荷台数は前年同期比66.2%増
2012 2Qの出荷台数 | シェア | 2011 2Qの出荷台数 | シェア | 成長率 | |
アップル | 17,042 | 68.20% | 9,248 | 61.50% | 84.30% |
サムスン | 2,391 | 9.60% | 1,099 | 7.30% | 117.60% |
アマゾン | 1,252 | 5.00% | 0 | NA | NA |
ASUS | 855 | 3.40% | 397 | 2.60% | 115.50% |
Acer | 385 | 1.50% | 629 | 4.20% | -38.70% |
その他 | 3,067 | 12.30% | 3,668 | 24.40% | -16.40% |
合計 | 24,994 | 100% | 15,042 | 100% | 66.20% |
(出典:IDC,2012) |
ベンダー別のシェアでは、前年同期61.5%のシェアだったアップルが68.2%にさらに拡大し、首位を堅持。これにサムスン、アマゾンが続いた。アップルは四半期ベースで過去最高を更新している。
アマゾンは2011年第4四半期にKindle Fireを投入し、同期は成功を収めたが、2012年第1四半期に失速。今回の調査では回復した。
また、グーグルの自社タブレットNexus 7が好調な製造元のASUSだが、Nexus7の結果が反映されるのは次の7-9月期となる。
今後、マイクロソフトの自社製タブレット「Surface」をはじめとして、Windows 8、Windows RT搭載端末が10月末に登場するなど、タブレット市場は引き続き競争が激化してくる。クライアント&ディスプレイ担当バイスプレジデントのボブ・オドネル氏は、「ホリデーシーズンに向けた本当のリスクは複数の選択肢があること。消費者は、AndroidのAmazonやグーグルでバージョンが違うこと、Windows 8とWindows RTの違うことに困惑することが考えられる。そのため引き続きアップルがマーケットリーダーになるだろう」と指摘している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR