- 2012/07/12 掲載
世界のPC出荷台数が伸び悩み、4-6月期はUltrabook貢献せず タブレット人気などに押される
米IDCの調査でも、4-6月期の世界出荷台数は8673万1000台で前年同期比0.1%減、5四半期ぶりの減少に陥った。IDCの予測では、4-6月期は2.1%増だったため、予想を下回る結果になった。欧州、日本は予想を上回る伸びを見せたものの、米国は事前予想4.4%減に対して、10.6%の大幅減になった。アジアは引き続き成長したが、期待を下回った。
ガートナーの北川美佳子氏によれば、インテルが2011年に提唱した薄型ノートPCの「Ultrabook」の出荷量は小さく、全体の出荷台数にほとんど影響を与えなかったという。2012年に登場した「IvyBridge」ベースが今後の推進に寄与するとみているとしている。
また、IDCのジェイ・チョウ氏は中国の減速を指摘。PC購入の予算がスマートフォンやタブレットなどに振り分けられたほか、10月中にも登場すると言われるWindows 8に対する買い控えもあるという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR