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- 2012/09/03 掲載
Windows 8をタブレットで試す:アップル・グーグル対抗が鮮明、「メール」と「スケジュール」のビジネス活用を考える
ガチンコレビュー
※本連載のレビューの検証環境は第1回を参照していただきたい。タブレット端末である「MSI WinPad 110W」を前提としているが、本稿から新たにノートPC(Let's NOTE CF-R8)やデスクトップPCにも導入している。
アップルを相当に意識?徹底したシンプルさ追求を評価
その特徴は“シンプル”のひと言に尽きる。用意されているのは必要最小限の機能だけなので、これだけ見れば評価は分かれるかもしれないが、それなりの理由もある(この点について次章以降で追って言及する)。
こうしたシンプルさは、故ジョブズ氏のデザイン哲学でもある「洗練を突き詰めると簡潔になる」という言葉を想起させる。実際、相当にアップルを意識していることは間違いないだろう。
また、タッチパネル環境での利用に優れている点も見逃せない。下記はある編集部におじゃまして、担当編集者と打ち合わせをしていたときの会話だ。
筆者:Windows 8、どう思います?
編集者:使いやすそうですね。でも、タブレットはともかく、ノートPCの画面をタッチで操作しますか? しませんよね…。
確かに今はこの編集者の意見が主流だろう。だが賭けてもいいが、Windows 8が出たら、ノートPCの画面をタッチ操作する光景が当たり前になるとみている。理由は簡単。今回紹介する「メール」と「スケジュール」をはじめ、Windows 8の“メトロ(※1)”アプリはタッチで操作する方が圧倒的に便利だからだ。
新着メールがタイルに表示されたら、わざわざマウスポインタを「メール」のタイルまで持っていってクリックするより、画面に直接触れたほうが間違いなく早い。タイルに表示された予定を確認するのも、タッチ操作のほうが直感的だ。
実際に筆者は、タッチ対応のタブレット(MSI WinPad 110W)とタッチ非対応のLet's NoteにWindows 8を入れて数ヶ月試用しているが、ときどきLet's Noteの画面を無意識のうちに指で操作し、何度も恥ずかしい思いをした。
それでは次に、Windows 8に搭載された「メール」と「スケジュール」の機能の詳細を見ていこう。
【次ページ】シンプルさの裏にあるマイクロソフトの狙い
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