- 2012/02/17 掲載
北海道社会保険病院、「ベリサイン 電子カルテ向けスマートデバイスソリューション」を導入
同ソリューションは、リモートデスクトップ(RDP)接続で電子カルテシステムの画面を転送し、入力・操作を行なう際に、タブレット端末やスマートフォンを利用するもの。スマートデバイスの活用により、回診業務の効率化や端末コスト削減を実現しつつ、MDMや電子証明書により情報漏えいの抑止も低コストで実現する。

今回の導入により、北海道社会保険病院では、iPadやiPod touchなどの端末を利用した電子カルテシステムの閲覧および書き込みが可能となった。従来の電子カルテ端末より小型なタブレットからでもバーコードリーダーなどを使用し、投与薬剤の患者認証およびデータ入力作業を回診中に病室内で行える。また、通常のノートPCより軽量で駆動時間が長いため、持ち歩きにも便利で、ナースカートに乗せ運搬することなく、看護師への負担軽減や回診などの業務を効率良く行うことができる。
端末の管理は、ベリサインMDMによって、セキュリティ設定の強制適用、リモートワイプ(遠隔操作でのデータの抹消)、VPN接続時に認定端末以外が利用されていないか認証を行なうためのユーザ/デバイス認証用電子証明書の遠隔インストールなどを行う。病院がスマートデバイスを導入する上で課題であった認証強化と情報漏えい防止を解決しているという。
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