- 2011/09/01 掲載
ソニー、iPad対抗のタブレット端末「Sony Tablet」2機種を16日に発売 3Gはドコモから
発売するのは、9.4型でWXGA(1280×800)のTFTカラー液晶を備える「Sシリーズ」と5.5型ウルトラワイドVGA(1024×480)を2画面備え、折りたたみデザインを採用する「Pシリーズ」。

両製品とも、NVIDIA Tegra 2モバイルプロセッサ1GHzを備え、3G+Wi-Fiモデルとして提供。SシリーズのみWi-Fi専用モデルが用意されている。3G+Wi-FiモデルはNTTドコモから発売され、OSはタブレット向けとしては最新のAndroid 3.2を採用する(Wi-F専用モデルはAndroid 3.1)。
Sシリーズでは、片方に厚みを持たせる偏重心デザインを採用。また、専用のクレードルを組み合わせて、Bluetoothキーボードと組み合わせてPCライクな利用も想定する。重量はWi-Fi専用モデルが598グラム、Wi-Fi+3Gモデルが約625グラム。バッテリー駆動時間はスタンバイで最長430時間、音楽連続再生で最長31時間としている。

Pシリーズでは、2つの画面を使い分けて利用できる。閉じたときには180mm×26mm×79mmと「ジャケットなどの胸ポケットに入るサイズ」。縦向きに利用することで電子書籍としての利用も見込む。重量は372gで、バッテリー駆動時間はスタンバイで120時間、音楽再生で16.8時間。

また、ソニーではハードウェアとソフトウェアを一体として操作性を開発することで、画面操作感を実現したとしている。
そのほか、映画やテレビ番組をダウンロードできたり、プレイステーションのゲームが行えたり、電子書籍が閲覧できる同社のネットワークサービスへの対応をはかっているとしている。
価格はオープンだが、実売予想価格はWi-Fi+ストレージ16Gバイトモデルが約4万5,000円、同32Gバイトモデルが約5万3,000円。NTTドコモによれば、同製品の3Gモデルでは月額5,460円の定額など、複数の料金モデルを用意するという。Wi-Fiモデルは9月17日に、3G+Wi-Fiモデルは10月から11月に発売される予定。
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