第11回でも触れましたが、Windows Server 2008/2008 R2およびWindows 7の製品サポートが終了(End Of Support、以下EOS)する2020年1月14日まで、残すところあとわずかとなりました。Windows 7に関して、マイクロソフトによる新たな施策の詳細情報が出てきたのでフォローアップします。
どのようなタイミングや繰り返しサイクルになるか詳細は定かではありませんが、Windows 7ユーザーの一部は2019年4月以降(おそらく18日以降)、画面1のようなサポート終了通知案内を受け取ることになるでしょう(コンシューマー製品であるHome/Ultimateエディションが対象で、企業向け製品であるProfessional/EnterpriseエディションおよびWindows Server 2008/2008 R2は対象外です)。
マイクロソフトは今回、2019年7月9日にサポートが終了するSQL Server 2008/2008 R2、2020年1月14日にサポートが終了するWindows Server 2008/2008R2およびWindows 7に対して、サポート終了後も最大3年間、セキュリティ更新プログラムを有償または無償で提供する「拡張セキュリティ更新プログラム(Extended Securty Updates、以下ESU)」を用意しました。