三重県ビジネスカタログNo．043　みえスマートライフ推進協議会が始動しました

　日本は長寿国であると共に環境・エネルギー関連の技術は世界トップレベルです。政府も2020年までに環境・エネルギー関連産業で50兆円以上の新規市場、140万人以上の新規雇用を目標としています。

　三重県としても全国規模で県内外の事業者のビジネスチャンスを生み出すため、産学官協創による「みえスマートライフ推進協議会」を10月1日し、全体会を10月31日に開催しました。協議会は私が会長に就き、顧問に寺島実郎氏を、企業、大学、商工団体、市町を会員として部会を設置します。

　部会の内容としては、防災、観光振興、健康、医療などの地域のニーズや課題、環境・エネルギー技術を結ぶテーマを地域のフィールドでプロジェクト化していきます。協議会は以下の3つの部会から構成されます。

［1］クリーンエネルギーバレー推進部会・・バイオファイナリーなど再生可能資源の構想策定や環境エネルギー関連産業の集積・育成をおこないます

［2］新エネルギー導入部会・・洋上風力の研究会、IHプロジェクト、ナノアイスプロジェクトなど地域資源を生かした新エネルギーの導入や省エネルギーの推進をおこないます

［3］地域モデル検討部会・・EV軽自動車・バス開発、渋滞解消や商店街等の地位課題解決に活用。塩害対応型ソーラーシステムの試作開発・実証。スマートアイランド構想。新エネルギー蓄電の電動アシスト自転車の活用による観光振興との組み合わせなどをおこないます

　研究開発に際しては様々なコンテンツやプログラムが必要となります。県内外のIT企業、ベンチャー企業様に参画をいただき、プロジェクトの実現に力をお貸しください。みえスマートライフ推進協議会の進捗や動向につきましては三重県のホームページに随時アップしますので、是非ご覧ください。