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- 2016/08/25 掲載
「イクボス」三重県鈴木英敬知事が目指す「ワークスタイル改革」とは
すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(60)
伊勢志摩国立公園が「国立公園満喫プロジェクト」実施箇所に決定
前回記事でお伝えしました、世界水準の「ナショナルパーク」を三重県に誘致する計画についてですが、このたび国立公園満喫プロジェクトの実施個所に選定されました。前回記事
「国立公園満喫プロジェクト」は政府が本年3月30日にとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づいたもので、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図ることを目標に、まずは5か所程度の国立公園において、2020年までに訪日外国人を惹きつける取組を計画的、集中的に実施することとしています。
その5か所に東海・北陸・信越・近畿の中で唯一、激戦を制して選定されました。私も丸川環境大臣(当時)にお願いするなど、伊勢志摩国立公園協会や民間企業の皆様とも一体となり、活動を展開していましたので、心から嬉しく思います。
伊勢志摩サミットの直後に、そして指定70周年の節目を迎える今年、伊勢志摩国立公園が、このプロジェクトに選定いただけたことを環境省や有識者の皆さんに感謝申し上げます。伊勢神宮や海女などの伝統文化も高く評価され、先人たちの努力に感謝しつつ、しっかりとこの「人と自然の共生」を次世代に引き継いでいかねばならない大きな責任も改めて強く感じます。三重県にお越しの際はぜひ、伊勢志摩国立公園にお立ち寄りいただければと思います。
県庁がモデルケースとなり「働き方改革・生産性向上」を目指します
背景としては女性が社会進出をする反面、9割近い男性が仕事が忙しく、家事や育児に参加できない現状があり、社会全体での長時間労働の是正をはじめとする「働き方を変える」取組があることが上げられます。
ある企業では従業員が10名以下という規模にもかかわらず、社員間や組織内のコミュニケーションが取れていなかったのだといいます。この現状を打開すべく、トップが部下の意見を聞く機会を積極的に設けたところ、仕事の効率が上がり、労働時間の短縮はもとより、営業利益も上がったとのこと。このような実例などを交えながら「働き方改革」に取り組んでまいります。経過や成果につきましては三重県のホームページなどで発表していきますので、ご注目をいただければと思います。
【次ページ】三重県で戦略産業雇用創造プロジェクトに参加しませんか
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