この映画のロケは東日本大震災が起きる前の宮城県を中心に行われました。特に石巻市でのロケが多く、参加したエキストラの方々も犠牲になりました。

　昨年、この映画の総合プロデューサーの鳥居社長から三重県での上映に協力してほしいとの要請があり、この映画の宮城県上映推進委員会の名誉会長を親交のある村井宮城県知事が務めていたことやチケット1枚につき100円が東北への義援金になることから「三重県上映推進委員会　名誉会長」を勤めることになりました。

　支援の輪で三重県が一つになれるよう私も頑張ります。一人でも多くの方に、映画「エクレール・お菓子放浪記」をご覧いただき、支援の輪に参加いただきたいと切に願います。

　三重県では東日本大震災及び紀伊半島大水害を踏まえて、復興支援・防災対策等の取組を進める内容を盛り込んだ新年度予算がスタートします。平成24年度当初予算は「みえ県民力ビジョン」のスタートの年として、極めて厳しい財政状況の中でも「選択と集中」を図りながらビジョンの中期計画である「みえ県民力ビジョン・行動計画」を着実に推進していくことを基本方針として編成しました。

　東日本大震災や円高等の影響による失業者への雇用・就業機会の提供や中小企業の活性化への取組など、諸課題への適切な対応により県勢の発展につなげる内容を盛り込みました。その内容につきまして2回に渡り紹介していきます。