リオ五輪で活躍した三重県ゆかりの選手を表彰

　9月4日に開催された「みえのスポーツフォーラム2016」におきまして、リオ五輪で銀メダルを獲得しました吉田沙保里選手に県民特別栄誉賞、同じく金メダル獲得の土性沙羅選手に県民栄誉賞を授与させていただきました。

　吉田選手からは「引退とは言わない」と力強く宣言していただき、土性選手も東京オリンピックでの連覇の決意を表明してくれました。

　三重県ゆかりの選手は今回、過去最多の12名が出場。そのうち8名の選手の方にフォーラムに参加していただきました。吉田選手、土性選手のほかは、男子ラグビー7人制の坂井克行選手、女子バレーボールの山口舞選手、陸上女子5000メートルの尾西美咲選手、男子走高跳びの衛藤昂選手、水球の角野友紀選手、男子マラソンの石川末廣選手といった皆さんにも「三重県スポーツ栄誉賞」「三重県スポーツ特別奨励賞」を授与させていただきました。


　皆さんとのトークショーでは、競技に関する話はもちろんのことや選手村でのマクドナルドの話、急に緑色になったあのプールのことや三重県産品でリオに持って行ったものなどを紹介いただき、盛りだくさんの楽しいひとときでした。

　また、この日は、2021年「三重とこわか国体」のマスコット、愛称「とこまる」を考えてくれた大西杏奈さんの表彰も行ないました。終了後は、三重県で国体などに向け強化指定している「チームみえジュニア」のメンバーと6名のオリンピアンとの交流会も開催。4年後の東京五輪に向け、三重県勢のますますの活躍に期待をいただければと思います。

ベトナムに経済交流ミッション団派遣、県内企業を活性化

　このたび三重県では、高い経済成長率が続くベトナムへ最新の経済環境を視察するミッション団を派遣することになりました。

　ベトナムは政治的に安定し、勤勉な人材と豊富な消費市場を有しており、輸出加工が盛んな国。新興著しいASEANにおいてもチャイナプラスワンの一つとして注目されています。 また、日系企業の集積が進み、三重県ゆかりの企業進出も少なくありません。今回のミッションでは、県内から進出している企業や工業団地を訪問するほか、JETROなどとの意見交換会などを実施。日本語でサポートできる現地のIT企業との交流などを通して、ベトナムを身近に感じていただければと考えています。

　また、一からインフラを整えるのが容易でないと言われている現地事情を加味して、レンタル工場の視察などを通して事業展開や販路拡大のイメージをより、具体的にお持ちいただければと思います。ベトナムをはじめASEANでのビジネス展開に関心のある県内企業、団体のお申し込みをお待ちしています。

スタートアップ企業の首都圏進出を支援する三重県

　「スタートアップ都市推進協議会」の加盟自治体である三重県では、首都圏等への事業拡大を検討している県内に事業所を有するスタートアップ企業のうち（1）プロモーションツールの作成支援（2）首都圏におけるプロモーション（3）ピッチイベントへの参加（4）ピッチイベント後のサポートについての支援を希望する企業を募集します。

　スタートアップ都市推進協議会とは、「起業や新たな事業などのスタートアップに先進的に取り組む自治体が、地域の個性を生かしたロールモデルとなり、経済関係団体とも連携し、日本全体をチャレンジが評価される国に変えていく」ことを目指し、平成25年12月に有志の自治体で設立した協議会です。

　昨年のピッチイベントでは100社に上る企業がブースを展示し、首都圏のベンチャー企業や金融機関、通信や飲食関係者などを招きました。当日は1分間スピーチによる事業紹介やプレゼンを実施し、商談に至るケースもありました。本年は11月21日に「ジャパン・スタートアップ・セレクション2016」と銘打って都内での開催を予定しています。

　応募については三重県のホームページを参照いただければと思います。みなさまのご応募お待ちしております。

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