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- 2017/06/01 掲載
三重県鈴木英敬知事が語る、伊勢志摩サミット記念館「サミエール」
すずき英敬知事が語るポスト伊勢志摩サミット(4)
三重でサミットを振り返る
G7伊勢志摩サミットからちょうど一年経った日。首脳会議が行われた志摩観光ホテルのある志摩市の近鉄賢島駅に「伊勢志摩サミット記念館(愛称:サミエール)」をオープン致しました。記念館の愛称については、公募をしたところ、37都道府県の、3歳から86歳までという幅広い世代の皆さんから939件にのぼる多くの応募をいただきました。
その中から、松阪市の鈴木教公(すずき・みちとも)さんに応募いただいた「サミエール」に決定。「サミット」と三重県の「三重(ミエ)」、そして次世代からも「見える」をイメージし、「三重でのサミットが次世代からも見えーるヨ!」という意味を込めてのネーミングになります。
早速第1号のお客さまとして、地元志摩市の神明小学校6年生の皆さんを案内しました。実際に首脳会議で使用された尾鷲ヒノキの円卓・椅子に座り、とても楽しんでくれていました。
安倍総理からも開館にあたり素晴らしいビデオメッセージをいただきました。改めて感謝申し上げます。併設しているカフェでは、サミットで提供された日本酒の飲み比べセットやサミットゆかりのメニューなどもあります。また、ここでしか買えないオリジナルグッズも販売しています。
開館初日は、セレモニーなどもあり、3時間のみの開館でしたが、約1000人もの方々にお越しいただきました。
本館のねらいとしては、伊勢志摩サミットを一過性のものにせず、次世代へ語り継ぐことにほかなりません。また、大勢の方に体験してもらいたいと思っています。そのために、実際に使用された円卓・椅子、贈呈品や芳名帳、タッチパネルでのクイズなども用意しました。
一人でも多くの方に伊勢志摩サミット記念館「サミエール」にお越しいただき、県民の皆さんが一丸となって取り組み、無事故に、そして成功裏に閉幕した伊勢志摩サミットを振り返るとともに、三重の魅力を改めて感じていただきたい。また、賢島を起点にサミットゆかりの場所など、県内を広く観光していただきたいと考えています。
サミットの記憶と記録の拠点として、県内外から多くの方々にお越しをいただきたいと思いますが、特に、子ども達に来てもらい、世界に目を向けてもらうとともに、ふるさと三重県への誇りを育むベースとなることに期待しています。
【次ページ】G7ストーリーを味わう旅のエントランス
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