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- 2013/04/22 掲載
ソーシャルデトックスとは何か?ソーシャル依存の生産性低下を回避する5つのポイント
連載:ソーシャルメディアの企業活用リスクマネジメント
身近にあるSNSの弊害
自分の投稿に対して、友達の反応やみんなで話題になっていることなど、更新情報をチェックしなければ落ち着かない。「言われれてみれば、自分もそうだ」とか「周りにそのような人がいる」など思い当たる節がある方も少なくないのではないだろうか?
SNSは既に人々のコミュニケーションツールとして浸透し、特定のユーザーだけが利用しているものではなくなった。また、SNSをうまく活用することにより、必要な情報を選定したり、より多くの有益な情報を得ることもできるようになった。
しかし、最近では、SNSが仕事にも影響し、弊害をもたらしていると指摘されることがある。「業務時間帯に息抜きでSNSを見たつもりが、いつの間にか30分も経過していた」「スマホにSNSの通知があり、チェックしていると、本来やろうと思っていたことが思い出せなくなってしまった」などが、まさにそのパターンだ。
これらは企業の立場から見ても、従業員の生産性の低下を招くことにもつながる可能性があり、ひとつの大きなリスクになる。
ソーシャルデトックスでうまくSNSを活用する
このような時に実践したいのが「ソーシャルデトックス(Social Detox)」である。デトックスとはアルコールや薬物依存を治療すること。ソーシャルデトックスとはつまり、SNSへの依存から脱却したり、SNSへのアクセスを少しの間遮断することなどを指す。主に実践する内容としては、SNSへのアクセスを制御することが一般的であるが、完全にアクセスを遮断してしまうとSNSを活用することができなくなってしまう。せっかくの有益なコミュニケーションツールをまったく利用しないのはあまりにもったいない。
そこで、SNSユーザーがSNSの利用を完全に遮断するのではなく、適切に活用しながらも無駄な時間を過ごさないという意味でのソーシャルデトックスを実践するための5つのポイントを紹介しよう。
【次ページ】ソーシャルデトックスに必要な5つのポイント
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