記事 経費・通信費・調達コスト削減 購買業務こそ「変革」を、次世代システムに必要な4つのポイントとは? 購買業務こそ「変革」を、次世代システムに必要な4つのポイントとは? 2024/12/11 少子高齢化による生産年齢人口の減少や、世界的な原材料の高騰、さらには気候変動といった社会情勢の悪化などの要因が絡む中で、日本の製造業は厳しい局面に立たされている。この激変する外部環境の中で生き残るための重要な鍵が、「DXのさらなる加速」だ。本稿では、製造業において特にIT化が遅れているとされる「購買管理」に着目。煩雑かつ属人化しやすい購買関連の業務をデジタルで統合し、ガバナンス強化や、より効率の良い戦略的調達を可能にする「購買管理変革」の実現方法を探っていこう。
記事 システム開発ツール・開発言語 Spotify公開のオープンソース開発者ポータル「Backstage」は何がいい?ガートナー解説 Spotify公開のオープンソース開発者ポータル「Backstage」は何がいい?ガートナー解説 2024/12/11 9 システム開発者の業務を手助けするツールとして注目されている「開発者ポータル」。2020年には、音楽ストリーミングサービスを手掛けるSpotifyがオープンソースとして公開した「Backstage」が話題を呼んだ。生産性の向上をはじめメリットは数多くあるが、効果を最大限発揮するには、押さえておくべきポイントも存在する。開発者ポータル活用効果を最大限引き出すために必要な視点について、開発プラットフォームとの関係や導入時の優先順位などとともに解説する。
記事 AI・生成AI 博報堂DYグループ「最先端のAI研究」が凄い理由、成果出る“納得のアプローチ” 博報堂DYグループ「最先端のAI研究」が凄い理由、成果出る“納得のアプローチ” 2024/12/10 ここ数年、生成AIのビジネスへの適用が驚くようなスピードで進みつつある。その一方で、AIや生成AIの研究開発においては「いかに信頼性や透明性を確保してくか」が大きな課題となっている。この課題を乗り越え、あらゆる成果物を次々に投入しているのが、博報堂DYホールディングスだ。同社はどのような哲学のもと、どのような組織体制で、AIの研究・開発を進めているのか。同社 CAIO(最高AI責任者)の森正弥氏に、AI活用の全体像を聞いた。
記事 ERP・基幹システム 前田建設工業の経理改革が「成功」したワケ、複数口座の入出金も「手間いらず」? 前田建設工業の経理改革が「成功」したワケ、複数口座の入出金も「手間いらず」? 2024/12/09 前田建設工業の経理改革が「成功」したワケ、複数口座の入出金も「手間いらず」? 総合建設業として準大手ゼネコンに位置する前田建設工業。同社では、保有口座数が多く、振込などの経理業務が煩雑化してしまうという課題があった。同社はコロナ禍にあった2020年度に各支店の経理業務機能を全社で平準化して、シェアード化する業務改革に着手。改革はシェアード化、組織変更を伴った集約可能な業務を本店集約するという過程を経て遷移する。結果的に、保有口座数はそのままで、出納業務にかかる時間や手間を大幅に効率化することに成功した。前田建設工業はいかにして改革を成功させたのか。詳しく解説する。
記事 AI・生成AI 「AI時代」の入退室管理はなぜスゴイ? その活用法が「多岐にわたる」理由 「AI時代」の入退室管理はなぜスゴイ? その活用法が「多岐にわたる」理由 2024/12/09 建設業やエンターテインメント(エンタメ)業界の現場における入退管理では、通信の不安定さが障壁となっており、依然として手間のかかる手作業に頼らざるを得ないなど、効率化や安全性の向上が課題となっている。そうしたなか、入退管理にまつわるさまざまな課題を解決できるとして注目を浴びているのが、顔認証技術だ。顔認証技術が、どのような解決策を提供するか、具体的な機能や活用方法を交えて解説する。
記事 AI・生成AI 名大准教授が語る「医療AI」のリアル、「ビッグではないデータ」でどうAI開発する? 名大准教授が語る「医療AI」のリアル、「ビッグではないデータ」でどうAI開発する? 2024/12/09 名大准教授が語る「医療AI」のリアル、「ビッグではないデータ」でどうAI開発する? 昨今はAI技術に熱い視線が注がれているが、ほとんどの場合はビッグデータを前提とした議論になっている。だが、一部の製造業や医療といった分野では大量のデータを得ることが難しいため、少量のデータをどのように活用するのかが重要なポイントとなる。スモールデータを活用した「てんかん発作予知AI」の開発を手掛ける名古屋大学の藤原幸一 准教授に、スモールデータをどのようにしてAI開発に活用するのかを聞いた。
記事 AI・生成AI AGI(汎用人工知能)とは何かを解説、従来型AIとの違いや法規制の必要性とは AGI(汎用人工知能)とは何かを解説、従来型AIとの違いや法規制の必要性とは 2024/12/09 11 ChatGPTをはじめ、昨今はAI(人工知能)が身近な存在になりつつある。現在はAGI(汎用人工知能)にも注目が集まっているが、従来のAIと何が違うのか。AGIにより、世界はどう変わるのか。本記事では、AGIの基本情報をはじめAGIの能力によって何が期待されるか、また社会にどのような影響を与えるかについて、起業家・AIエンジニアの安野 貴博氏の解説と合わせて紹介する。
記事 AI・生成AI 「RAGだけではない」生成AIの活用領域、気を付けたい「活用の発想転換」 「RAGだけではない」生成AIの活用領域、気を付けたい「活用の発想転換」 2024/12/06 不透明な経営環境の中、多くの日本企業が生き残りをかけたDXに取り組んでいる。その中で「生成AIの活用」は、欠かせない。とはいえ、生成AIをどう業務に適用するのか、具体的なイメージを描けていない企業も少なくないだろう。そこで本稿では、生成AIの最前線で提案活動を展開中のAIベンダーに取材を行った。生成AIを業務に有効活用するために必要な発想を豊富な活用事例とともに紹介する。
記事 AI・生成AI ソフトバンクがAI活用で「3.6万時間」効率化の秘訣、なぜ「定着化」が超重要? ソフトバンクがAI活用で「3.6万時間」効率化の秘訣、なぜ「定着化」が超重要? 2024/12/06 ソフトバンクがAI活用で「3.6万時間」効率化の秘訣、なぜ「定着化」が超重要? 現在、社会に急速に浸透しつつある「生成AI」は、ビジネスにおいても業界を問わず活用が期待されている。しかし日本企業においては、実際に生成AI導入を実現する企業の割合はまだ決して高いとは言えず、いざ導入しても定着度の点で課題を抱える企業が多いのが現状だ。生成AI導入・活用に成功している企業は、ほかの企業とどこが異なるのか。全社員へ生成AI環境を提供し、3.6万時間もの業務削減などを実現しているソフトバンクの生成AI活用事例を、同社で生成AI活用を主導してきた西原万純氏に聞く。
記事 IT戦略・IT投資・DX 東急流「完璧を求めない」生成AIの作り方、たった1カ月でサービス実装まで進めるコツ 東急流「完璧を求めない」生成AIの作り方、たった1カ月でサービス実装まで進めるコツ 2024/12/06 東急流「完璧を求めない」生成AIの作り方、たった1カ月でサービス実装まで進めるコツ 近年、生成AIの進化がめざましい。しかし、法令違反や誤情報の出力、情報漏えいなどのリスクもあり、生成AIの活用を大胆に進めるには課題も多いのが現状だ。ところが東急の運営する「TsugiTsugi(ツギツギ)」では、最新の生成AIを活用して、toC向けの「旅程提案AI」などの機能を続々とリリースしている。東急流「完璧を求めない」AI機能の作り方を、東急、TsugiTsugi事業代表の川元一峰氏に聞いた。
記事 AI・生成AI ベネッセがフル活用する「生成AI」の失敗と成功、秘訣は「AIらしくないAI」の真意 ベネッセがフル活用する「生成AI」の失敗と成功、秘訣は「AIらしくないAI」の真意 2024/12/05 ベネッセホールディングスは2023年4月14日、独自の社内AIチャット「Benesse GPT(現:Benesse Chat)」を開発し、グループ社員約1万5000人への提供を始めた。すでに社内外向けでさまざまなサービスを生み出し、多様な成果を挙げている。成功のカギは「AIの民主化」が挙げられるが、同社はどのようにして実現したのか。キーパーソンであるDigital Innovation Partners インフラ・テクノロジー部 部長の植田 省司氏が、Benesse Chat開発の背景や内容、生成AI活用の成功ポイントなどについて語る。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム アタックサーフェスマネジメント(ASM)とは何かをやさしく解説、製品選定のキモとは アタックサーフェスマネジメント(ASM)とは何かをやさしく解説、製品選定のキモとは 2024/12/05 19 アタックサーフェス(Attack Surface)とは、ハードウェアやソフトウェアの弱点により、攻撃者に脆弱性を悪用する機会を提供している領域のこと。日本語では「攻撃対象領域」と訳される。インターネットやクラウドの普及により、ランサムウェアなどの被害も増加し、アタックサーフェスの監視と管理は急務となっている。本記事では、アタックサーフェスを効果的に監視・管理するASM(Attack Surface Management)についてまとめた。また、ASMと脆弱性診断との違い、ASMツール導入時の注意点、製品比較や選定のポイントについても解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM Excelなど「情報のバケツリレー」から大激変…2兆円企業「TDK」が挑んだSCM改革の全貌 Excelなど「情報のバケツリレー」から大激変…2兆円企業「TDK」が挑んだSCM改革の全貌 2024/12/04 35 製造業においてSCM(サプライチェーンマネジメント)の重要性がますます高まっている。こうした中TDKでは、従来の「モノづくり」だけでなく、SCMを変革して「事業の信頼性」という付加価値を高めようと、「シームレスSCMプロジェクト」を開始した。今回、TDK 電子部品ビジネスカンパニー ビジネスプロセス&オペレーショングループ General Managerの斎藤 義広氏が同プロジェクトについて語るとともに、SCMの変革に必要な6つのポイントなどについて解説した。
記事 PLM・PDM・MES・SCADA・QMS 生成AI「思ったより使えない」はどう回避?意外にカンタン「自社専用」AI導入法 生成AI「思ったより使えない」はどう回避?意外にカンタン「自社専用」AI導入法 2024/12/03 今や多くのツール・サービスが登場している生成AIは、ビジネスにおいても活用の機運が高まっている。PoC(概念実証)を実施し、その可能性を検証する企業も多い一方で、PoCのまま終わってしまい、実際に本格導入までこぎつけることができない企業も少なくない。生成AIをすでに活用している企業は、どのように導入を成功させたのか。東洋経済新報などの事例を交えて解説する。
記事 AI・生成AI 松尾研究所が語るChatGPTなど「6社の生成AI」最新動向、注目すべき「2つの特徴」も 松尾研究所が語るChatGPTなど「6社の生成AI」最新動向、注目すべき「2つの特徴」も 2024/12/03 生成AIの進化とその進展ぶりが目覚ましい一方で、日本は生成AI活用で諸外国に後れを取っている。さらには企業が生成AIを導入しても、具体的な成果につながっていないケースも少なくない。生成AI活用を成功させるにはどうすれば良いのだろうか。AIの産学共創で注目を集める、松尾研究所の取締役/経営戦略本部ディレクター、金 剛洙氏に、OpenAIやグーグルなどの最新動向とともに話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 なぜこんなに狙われる? 被害事例から学ぶ「OTセキュリティ」の実態 なぜこんなに狙われる? 被害事例から学ぶ「OTセキュリティ」の実態 2024/12/02 近年、製造業やインフラの現場では、IoTやクラウド、AIといったIT技術の活用が進んでいる。また、OT(Operational Technology=社会インフラのハードウェアを制御・運用する技術)と連携させる取り組みも積極的に進められている。しかし、昨今ではこのOT環境を狙ったサイバー攻撃が増加しているという。日本国内におけるOTセキュリティの実態や重要性、セキュリティ対策のポイントについて解説する。
記事 製造業セキュリティ 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 2024/11/29 自動車業界は、電動化技術の進化や自動運転技術の実用化など革新的な発展を遂げている一方で、サイバー攻撃のリスクがかつてないほど増大している。特にここ数年では、ランサムウェア攻撃による業務停止などの被害が相次いでいる。自動車業界のサイバーセキュリティに詳しいデジパートナーズ(元グローカルビジネスソリューションズ代表取締役社長)白岡健氏が、自動車業界のセキュリティの現状および業界ガイドライン対応のポイントについて語った。
記事 物流管理・在庫管理・SCM アクセンチュア流「SCM改革」、体験談で教える「3つのAI事例」と「3つの秘訣」 アクセンチュア流「SCM改革」、体験談で教える「3つのAI事例」と「3つの秘訣」 2024/11/29 15 多くの製造会社で、サプライチェーンマネジメント(SCM)改革に取り組む機運が高まっている。一方、多くの企業では、「ITツールの導入が目的となってしまう」などの理由で、思うように進められていないのが実態だ。そこで今回、アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 コンサルティンググループ プリンシパル・ディレクターの兼沢 卓也氏が、o9ソリューションズ・ジャパン セールスディレクターの小山 英之氏による進行の下、SCM改革のトレンドとともに、失敗体験からの教訓や成功の秘訣について語った。
記事 セキュリティ総論 KADOKAWAや江崎グリコに学ぶセキュリティ対策、DX時代の「回復力」の磨き方 KADOKAWAや江崎グリコに学ぶセキュリティ対策、DX時代の「回復力」の磨き方 2024/11/28 DXの進展は多くの人々にデジタル活用の機会をもたらし、ネットワークを介したさまざまな人とデータのつながりによって、日々新たな価値を生み出している。その一方でサイバーセキュリティの現場では、未知のリスクに対応するため、求められる要件やアーキテクチャも大きく変化してきている。セキュリティの大変革期ともいえる現在、いかに環境変化に強いサイバーセキュリティアーキテクチャを構築し、システムと組織の回復力(レジリエンス)を担保していくのか。DXおよびデジタルセキュリティの分野で活躍する、名古屋工業大学の佐々木 弘志氏が解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 橋下氏が説く「日本成長戦略」、日本社会のDXが「大きく動き出す」条件とは 橋下氏が説く「日本成長戦略」、日本社会のDXが「大きく動き出す」条件とは 2024/11/28 日本のDXは諸外国に比べて大きく後れを取っている。弁護士で元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏は「現在の条件ではデジタル化が進まない」と警鐘を鳴らす。DXは単純に業務効率を上げるだけのものではない。成熟した社会に必要なDX戦略について、橋下氏が語った。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 3メガ・地銀97行にみる組込型金融が盛り上がる理由、BaaS時代が開幕したワケ 2024/11/28 33 2024年現在、国内外の金融機関がBaaS(Banking as a Service)事業を拡大している。国内では紀陽銀行や北國銀行など、多くの金融機関がデジタルトランスフォーメーションを進め、BaaS事業に取り組んでいる。3メガバンクなどの取り組みの報道が増える中、今後BaaSはどのように進展していくのだろうか。時代背景や技術の進化などの変遷と事業国内外の動向を踏まえて、2024年現在におけるBaaSの潮流を、日本金融通信社 特別顧問 小俣 修一氏が解説する。
記事 ERP・基幹システム 【マンガ付】アシックスの「業績V字回復」を支えた「ERP刷新」、ぶち当たった3つの壁 【マンガ付】アシックスの「業績V字回復」を支えた「ERP刷新」、ぶち当たった3つの壁 2024/11/27 17 DX銘柄2024の「グランプリ」を受賞したアシックスの実務担当者が、書籍『マンガでわかるDX』を題材にDXの成功術や苦労話を解説する本コラム『マンガとアシックスに学ぶDX成功法』。アシックスのDX担当者による体験談からDX推進のヒントをお届けします。第2回は、コロナ禍による業績不振からのV字回復を支えたグローバル統一の基幹システム「SAP FMS」について、導入過程でぶつかった「壁」をお伝えします。(記事の最後では、書籍『マンガでわかるDX』~マンガ第2話<全9ページ>を無料で閲覧できます)
記事 ERP・基幹システム なぜイトーキはSAP ERP移行を「断念」した? 機能開発で起きた「本末転倒の大問題」 なぜイトーキはSAP ERP移行を「断念」した? 機能開発で起きた「本末転倒の大問題」 2024/11/27 なぜイトーキはSAP ERP移行を「断念」した? 機能開発で起きた「本末転倒の大問題」 1890年創業で130年超の歴史を持つ老舗企業のイトーキ。同社は20年以上使ってきたスクラッチ開発の基幹システムをSAP ERPに刷新するプロジェクトに取り組むが、途中で断念した経験を持つ。その後、ある別のシステムで再挑戦し、現在では徐々に成果を出し始めている。なぜ同社は断念という苦渋の決断をするに至ったのか、2023年10月よりプロジェクトを率いているキーパーソンに聞いた。
記事 株式・債券市場・資金調達 マイクロソフトは買いか?売りか?「全方位業績良し」最新決算に見る“今後” マイクロソフトは買いか?売りか?「全方位業績良し」最新決算に見る“今後” 2024/11/27 15 マイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azureが好調ぶりを見せる一方、11月15日、米連邦取引委員会が同事業に対して反競争的慣行があったとして調査の準備を始めたことが報じられた。10月30日にマイクロソフトが発表した第1四半期決算を基に、同社の今後の見通しを解説する。
記事 セキュリティ総論 各国の「サイバー規制」把握できている?もはや企業の必須知識「対応3ステップ」 各国の「サイバー規制」把握できている?もはや企業の必須知識「対応3ステップ」 2024/11/26 ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威が深刻だ。そこで活発化しているのが、各国のサイバー規制である。その国で事業を展開する企業には、当然、規制への準拠が求められる。ただし、サイバー規制は国によって異なることも珍しくない。その違いを把握し、適切なセキュリティ対策・体制を確立するために、企業が考えるべきこと、実行すべきことを整理する。
記事 IT戦略・IT投資・DX もぐら叩きはもう終わり、DXレポート作成者和泉氏に聞く「日本企業はどこがダメ」? もぐら叩きはもう終わり、DXレポート作成者和泉氏に聞く「日本企業はどこがダメ」? 2024/11/22 もぐら叩きはもう終わり、DXレポート作成者和泉氏に聞く「日本企業はどこがダメ」? 2018年に経済産業省から「DXレポート」が公表され、日本の産業界にデジタル化の波が一気に訪れた。しかし企業におけるIT投資の機運こそ高まったが、「2025年の崖」を目前に控えた現在、当時のDXレポートが意図したIT・デジタル活用に対する企業の事業構造変革や、デジタル化に端を発する産業界全体の底上げまでに至ったとは十分に言えないのが実情だ。本稿では、当時経産省にてDXレポート作成に携わった和泉 憲明氏が企業のデジタル化を取り巻く現状を明らかにするとともに、企業が今後デジタル活用を通じて目指すべき姿を考える。
記事 設計・開発・生産準備 【設計×生成AIの凄い世界】オートデスク/PTC/ダッソー・システムズの先端技術の秘密 【設計×生成AIの凄い世界】オートデスク/PTC/ダッソー・システムズの先端技術の秘密 2024/11/21 17 ここ数年、多くの企業が生成AI(ジェネレーティブAI)の活用方法を模索するようになったが、そうした中で、工業製品や建物・都市などの設計領域においても「Generative Design(ジェネレーティブデザイン)」と呼ばれる“生成”のアプローチが進み始めている。今後、Generative Designによって設計工程の自動化が進めば、モノづくりは大きく変わっていくかもしれない。本記事では、世界的CAD・PLM・BIMベンダーである、Autodesk(オートデスク)、PTC(ピーティーシー)、Dassault Systèmes(ダッソー・システムズ)などが開発した「設計を自動化するツール」の実力を解説する。
記事 ERP・基幹システム JFEが挑んだ「日本最大級」基幹システム刷新、「5000万ステップ」をやり切れたワケ JFEが挑んだ「日本最大級」基幹システム刷新、「5000万ステップ」をやり切れたワケ 2024/11/20 製造業にとってもDXの実現は大きなテーマであり、IoTやAIによる工場のスマート化、データ活用による生産効率の向上などの変革に取り組んでいるケースも多いだろう。DXを推進する上で欠かせないのが、基幹システムのモダナイゼーションだ。本社システムの刷新を進める企業は増えているが、多くの企業では、「現場力」を支える工場の基幹システムの刷新に課題を抱えている。そこで、製鉄所基幹システムのモダナイゼーションに成功したJFEスチールの常務執行役員と実務に携わったアクセンチュアとアマゾン ウェブ サービス(AWS)ジャパンらが、基幹システムのモダナイゼーション推進のポイントについて語った。
記事 ERP・基幹システム 三菱マテリアルのSAP S/4HANA移行“驚きの工夫”、なぜ「まずワークフロー」? 三菱マテリアルのSAP S/4HANA移行“驚きの工夫”、なぜ「まずワークフロー」? 2024/11/20 三菱マテリアルのSAP S/4HANA移行“驚きの工夫”、なぜ「まずワークフロー」? 三菱マテリアルは、銅を中心とした非鉄金属素材、付加価値の高い機能材料や製品を製造する非鉄金属メーカーである。2020年に発表したデジタル化戦略では、21のテーマを設定。その1つが基幹システムのSAP S/4HANAへの移行だ。規模の大きい企業にとっては特に難易度の高いERP移行だが、同社はすべてを一気に移行するのではなく、一歩ずつ確実に移行する道を選択。まず手を付けたのが「会計伝票起票フローのデジタル化」だったという。その理由や実際の移行・導入プロジェクトの詳細について、キーパーソンである4名に詳細を聞いた。
記事 データ戦略 生成AI・LLM・RAG…色々手を出す前に知っておきたい「本当に使える」データ管理の基本 生成AI・LLM・RAG…色々手を出す前に知っておきたい「本当に使える」データ管理の基本 2024/11/20 現代の企業にとって、データをいかに活用するかはビジネスにおける最重要テーマである。経営戦略の決定や業務の効率化、コスト削減、商品開発などさまざまな場面でデータを「本当に使える」状態にしておくためには、企業は何に気をつければ良いのだろうか。具体的な事例を交えて解説する。