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  • 2025/04/11 掲載

図面紛失…老朽化した建物の「補修工事」激ムズ説、今できる効果出やすい“解決策”

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来たる2040年には、生産年齢人口が2020年と比較して2割減少すると予想されており、少子高齢化にともなう労働力不足は深刻になってきている。特に問題になっているのが、建設業界における若手就業者の不足だ。建設業界では、自然災害の激甚化・頻発化、高度成長時代のインフラの老朽化など問題は山積みだが、それらに対応できる人材は減少し続けている。この問題を解決する方法はあるのだろうか。
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作業スピードが超重要か? 成果の出ている建設DXの共通点とは?
(Photo/Shutterstock.com)

建設業界が抱える深刻すぎる課題

 少子高齢化にともなう労働力不足は、建設業界にとって深刻な課題だ。労働力そのものが不足することに加え、今後は高齢就業者の建設現場でのケガや大量離職も問題になってくるだろう。

 他方、気候変動による自然災害の激甚化、頻発化も深刻だ。災害発生後は速やかな復旧・復興が求められるが、そもそも労働力が不足している上に、建設時の図面がなかったり、建設当時とは周囲の環境が変わっていたりするため、対応が困難となる可能性が高い。

 さらに、高度経済成長下に整備されたインフラの老朽化も進んでいる。今後、建設から50年以上が経過するインフラは加速度的に増え、その補修・整備が不可欠になる。ところが、補修・整備に必要な建設時のデータや過去の変更履歴は残っていない場合が多い。

 建設業界が抱えるこうした課題に対応するため、2024年4月に策定されたのが、国土交通省の「i-Construction 2.0」だ。これは、ICTを活用して建設現場の生産性向上と働き方改革を目指す施策であり、次の3つが大きな柱となっている。

■i-Construction 2.0の柱
  1. (1)施工のオートメーション化
  2. (2)データ連携のオートメーション化
  3. (3)施工管理のオートメーション化

 国交省のi-Construction 2.0で掲げられているICT活用は、本当に建設業界を変えることができるのだろうか。また、具体的に企業は何をどう進めれば現場の生産性向上につなげることができるのだろうか。

この記事の続き >>

  • ・国土交通省が策定した「i-Construction 2.0」とは?
    ・作業時間20%減の効果、国交省管轄の工事を激変させた“ある方法”
    ・文化遺産や古い建物にありがち…「図面ナシの建物」の補修の進め方
    ・作業スピードが超重要?成果出す建設DXの共通点

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