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  • 2025/03/10 掲載

なぜ今一番重要とわかっている「健康管理」のDXが進まないのか?

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今や、企業の競争力や成長可能性を測るうえでもっとも重要な要素とされる「人的資本」。従業員のスキル、経験、働きがいなどさまざまな指標があるが、長期的な生産性や社会的評価を向上するには「従業員の健康」を高めることが不可欠だ。しかし、健康管理業務はシステム化やDXがまるで進んでいない分野だ。それはなぜか? 健康管理DXを実現するための方法を探っていこう。
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その「特殊性」ゆえに、DXから取り残されている健康管理業務を救え
(Photo/Shutterstock.com)

健康管理業務のDXがまるで進まない理由

 現在のビジネスでは、データや情報をいかに活用するかが成否の鍵を握っている。こうした情報経済においては、工場や機械といった「物的資本」に限らず、イノベーションを生み出す優れた「人的資本」が企業の競争力を担う。

 特に労働人口が減少する日本において、限られた人的資本を最大限に活用するためには、従業員の健康を維持し、生産性を高める必要がある。そこで注目を集めているのが、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に取り組む「健康経営」だ。

 だが健康経営を実現するための健康管理業務は、健康診断の受診、診断後の事後措置、産業医・保健師の面談、過重労働管理・ケア、ストレスチェックの実施・フォロー、休職者対応、健康教育、職場環境改善、職場巡視など、多岐にわたる。加えて健康情報は「要配慮個人情報」のため、特別な管理と役割ベースでの閲覧制限が必要となり、高いセキュリティ要件も求められる。

 そのため、勤怠・労務管理システムや人事・給与管理システムなど、従来の業務システムでまかなおうとしても機能しないのが実情だ。

 このように、健康管理業務は重要性が増しており、取り組む企業が増えているにも関わらず、その特殊性によってシステム化やDXの流れから取り残されてしまっている。では、どうすれば健康経営の基盤となるべく健康管理DXを推進できるのだろうか?

この記事の続き >>

  • ・健康管理システムは基幹システムの1つになりつつある
    ・健康管理業務のDXが進まないのは、「データ化」だけで終わっているから
    ・健康データの活用事例3選

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