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  • 2015/09/08 掲載

子供服通販サイト「KAJIN」が生んだ、ネットとリアルを融合した顧客サービス

KAJIN 代表取締役 林 志英社長

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1970年代にキディーランド原宿店で始まったとされるハロウィンパーティーは、いまや若者を中心に日本でも浸透しつつあり、企業にとっては大きなビジネスチャンスを生んでいる。こうしたイベントで着る洋服に目をつけたのが、フォーマル子供服を製造、販売するKAJIN(カジン) 代表取締役 林 志英(はやし しえ)社長だ。
執筆:中森 勇人
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日本の子供はフォーマルな洋服を着ることが多い

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KAJIN
代表取締役
林 志英 氏
 日本の子供は、自身の成長にともなってお宮参り、七五三やひな祭りといった日本の行事に参加する機会が生まれる。ここ最近では日本の行事に加えて、クリスマスにハロウィンパーティーといったイベントも盛んになったことで、子供がフォーマルな洋服を着る機会が多くなってきた。

 林社長は、2001年に子供服の通販サイト「KAJIN」を立ち上げた。立ち上げ当初はフォーマル子供服を販売する会社は少なく、ネット販売も黎明期だった。林社長も、自身も、当時0歳と5歳の娘を育てるワーキングマザー。ピアノ発表会用のドレスを探すもカジュアルなものばかりで見つけることができなかったのだという。

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 「自分と同じように困っているお母さんは多いはず」と感じた林社長は、全く知識がないなかで週末を中心にパーティードレスの本場、アメリカのメーカーにアプローチを試みた。中国で生まれ、日本の大学院を卒業した林社長は、グローバルな視点からインターネットの可能性を感じていたのだ。

 起業した当時について、林社長は「仕事や子育てをしながらの起業ですから、不自由が多かったですね。仕入れのために渡米する際も主人に夏休みを取ってもらって子供の面倒を見てもらうなど。でも、今はその苦労を知っているからこそ経営者として一緒に働いている“母親”たち力になれると考えています」と振り返る。

【次ページ】スタッフのアイディアから生まれたネットとリアルの融合
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