- 2012/03/06 掲載
国内PLMアプリケーション市場:cPDMは2桁成長、グローバル対応に投資が不可欠
これによると、2011年の国内Core PLMアプリケーション市場は1,296億8,900万円で、前年比6.7%増の高成長となった。さらに2011年のCore PLMアプリケーション市場の機能別セグメントで最も前年比成長率が高いのは、cPDM(Collaborative Product Data Management)市場で、前年比成長率は10.5%と2桁成長を記録した。
リーマンショック以降、大きくIT投資の抑制を続けてきた製造業は、自然災害や激しい市場競争など、予測不能の市場変化と受難を乗り越えて、グローバルオペレーションを展開する上で、Core PLMアプリケーションへの投資が必要不可欠なものになっているとIDCでは分析しているという。
また、IDCは、Core PLMアプリケーション市場の2011年~2016年の年間平均成長率(以下、CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.3%と予測。また、Core PLMアプリケーションの機能別セグメントでCAGRがトータル市場より高いのは、cPDM市場で、CAGRは6.3%で推移すると予測している。

さらに、PLMを導入している製造業131社からPLMの導入効果について回答を得た結果、最も回答率が高かったのは「設計/製品データの管理」で23.7%だった。この結果から、IDCではPLMの導入効果としてcPDMの評価が高いとみなしたという。続いて「製造原価の管理、削減」が22.9%と高く、設計段階から製造原価を見据えた開発を行う上で、PLMの導入効果が評価されているとした。
「ERPが金の流れを軸とした企業の基幹システムだとすれば、PLMは製品の流れを軸とした製造業の基幹システムである。日本の製造業は製品情報の共有化を、製品開発部門と生産、販売、営業、保守の各部門間で進め、グローバル市場での競争力を回復するために、PLMとERP(Enterprise Resource Planning)やBA(Business Analytics)との連携を強化する必要がある」(IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ グループマネージャーの赤城 知子氏)
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内PLMアプリケーション市場 2011年の分析と2012年~2016年の予測」(J11300106)にその詳細が報告されている。
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