- 2014/10/14 掲載
ファーストリテイリングと大和ハウス工業、共同物流事業を開始 有明に大型物流倉庫

顧客の近くに物流拠点を設けることによって、配送コストおよび時間を削減する。また、店舗のリアルタイムの販売状況に基づき、必要な商品を短時間で配送する。
さらに倉庫にバックルーム機能を備えることで、商品をすぐに陳列できる状態で配送、店頭欠品を減らす。そして、顧客のニーズに沿った商品のカスタマイズに対応できる加工機能を備えるという。
そのほか、物流の司令塔としての機能を持ち、店舗や宅配パートナーとの連携を図り、店舗とともに、顧客への情報発信基地として機能させる考えという。
今後は、主要地域ごとに同様の物流スキームを構築していく。
また開発にあたり、大和ハウス工業では初となる私募リートを組成し、ファーストリテイリング向けの多機能物流拠点用地の取得および開発のための資金調達を行い、同社の物流スキームの構築をサポートする予定。さらに、より効率的な物流を実現するために、大和ハウス工業とファーストリテイリングの両社共同出資による物流事業会社を設立し、ファーストリテイリングの物流業務を担う予定となっている。
大和ハウス工業では、1990年より、ファーストリテイリングの店舗開発に取り組んでおり、2006年には店舗開発に関する業務提携協定を締結するなど、同社の約550店舗の開発をサポートしてきた。
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