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米ガートナーは「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2014年」を発表し、デジタル・ビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示した。ガートナーは、企業がデジタル・ビジネスの実現に向けて動き始める中で、適切なテクノロジを適切なタイミングで明確に捉え、導入することが不可欠であると指摘している。
ガートナーのハイプ・サイクルは2,000を超えるテクノロジを119の分野にグループ化し、その成熟度、ビジネスへの貢献度、今後の方向性に関する分析情報を、企業の戦略/プランニング担当者に提供するもの。2014年には、新たにデジタル・ワークプレース、コネクテッド・ホーム、エンタプライズ・モバイル・セキュリティ、3Dプリンティング、
スマート・マシンなどのハイプ・サイクルが加わった。
ハイプ・サイクルの中でも先進テクノロジのハイプ・サイクルは最も歴史が古く、ビジネス戦略担当者、最高イノベーション責任者、研究開発 (R&D) リーダー、起業家、グローバル・マーケット・デベロッパー、先進テクノロジ・チームが先進テクノロジのポートフォリオを策定する際に考慮すべきテクノロジとトレンドが、業種横断的な視点で示されている。
ガートナーのバイスプレジデント兼ガートナー・フェロー、ハン・ルホン氏は「本年の先進テクノロジのハイプ・サイクルで中心となるテーマは、デジタル・ビジネスです。デジタル・ビジネスへの旅に足を踏み出す際に、企業は今日『先進的』と考えられているテクノロジを活用することになるでしょう。デジタル・ビジネスへの旅の中で自社が現在どの場所にいるのか、またこれからどこへ進んでいくべきなのかを把握することによって、今後自社が直面すると考えられる変化の大きさが決まるだけでなく、目標達成に向けて進んでいく上でどのテクノロジを組み合わせればよいのかが明確になります」と指摘している。
デジタル・ビジネスに向けたガートナーのロードマップでは、発展する6つのビジネス時代モデルが定義されている。企業はこれらのモデルによって自社の現在の位置を把握するとともに、未来に目を向けることができるという。
デジタル・ビジネスの発展過程における6つのビジネス時代モデル
ステージ 1: アナログ
ステージ 2: Web
ステージ 3: E-Business
ステージ 4: デジタル・マーケティング
ステージ 5: デジタル・ビジネス
ステージ 6: オートノマス (自律型)
先進テクノロジのハイプ・サイクルでは、より新しいテクノロジに焦点を当てているため、本ハイプ・サイクルに含まれるテクノロジの多くは、後半の3つのステージすなわちデジタル・マーケティング、デジタル・ビジネス、オートノマスのステージに属するものとなる。
デジタル・マーケティング (ステージ 4)とは?
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