• 会員限定
  • 2023/03/24 掲載

まだ間に合う「新人研修」のコツ、新人が即戦力になる企業・迷走する企業の決定的差

連載:リーダー必携マネジメント術

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
新しい人材を迎え入れる季節がやってきました。新人が入社してきたら、最初に研修を行う企業が多いでしょう。ただ、この研修が新人たちの将来を大きく左右する重要な時間だと認識している人がどれだけいるでしょうか。全国3200社の組織コンサルティングを手掛ける識学でシニアコンサルタントを務める渡會剛至氏が、新人の成長を後押しする、業界業種を問わずに実践できる「新人研修」のコツを解説します。
photo
新人の成長をグッと後押しする会社はスタートも違う
(Photo/Shutterstock.com)

「中途向け」「新卒向け」で統一すべきワケ

 新人研修は、新しく社員を迎え入れる際に必ず実施すべきものです。「中途社員への研修なら少しくらい簡略化しても問題ないだろう」と考えている人はいませんか。実は、その方針は得策ではありません。研修内容は中途向けと新卒向けで分けず、統一するようにしましょう。

 業界の経験が長く、即戦力としての期待がかかる人材であっても、実際どの程度ノウハウを有しているかは分かりません。その人にあるのは業界の経験であって、その会社の経験ではないからです。ならば、他の社員と同じように会社が求めるスキルを身に付けてもらう必要があります。

 「ビジネスマナーの講習は中途社員には不要だ」と考える向きもありますが、私はそうは思いません。むしろ、マナーほど社員間で見解がずれやすいものはないため、新人研修の間にしっかり教え込むべきです。さもないと、何か問題が起きてから「前の会社と違いました」と悪びれる様子もなく社員が開き直る恐れがあります。時間を短縮させようとして、逆にムダな時間を発生させてしまっては元も子もないでしょう。

新人研修を効率的に行う、基本の3つのポイント

 新人研修を効率的に行うためのポイントは3つあります。1つは、上述のとおり中途向けと新卒向けで内容を分けないことです。

画像
新人研修を効率的かつ効果を最大化させるための3つのポイント
(Photo/Shutterstock.com)

 2つ目は、細かな仕事内容に関する説明を除き、営業職や事務職などの職種を問わずに一緒に研修を行うことです。研修が一度で済みますし、社員の間に競争心が芽生え、成長スピードが加速します。それに、「同じ時期に研修を受けた仲間だ」という連帯感も生まれるでしょう。 【次ページ】ポイント3つ目、全企業共通:研修の第1段階で必ず伝えるべき2つ
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます