145カ国中「最下位」…日本人の「仕事への熱意」、AIが握る人材育成のカギ
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日本の「熱意ある社員」は145カ国中「最下位」
ギャラップ社のレポート(グローバル職場環境調査)によると、日本の「仕事への熱意ある社員/職場への愛着を示す社員」はわずか5%だった。145カ国中、最下位の調査結果だ。
実際に厚生労働省は、2021年新卒者の3年以内の離職率が34.9%に達したと発表。これは、16年ぶりの高水準となる離職率だ。
このような現状を受け、企業は生産性向上と人材育成に先んじて「社員エンゲージメントの向上」を急務とすべきだろう。そこで、まずは、多くの企業が抱く「間違った認識」を変える必要がある。
従来「一生懸命働いて利益を出せば、結果として社員も幸せになる」という考え方が主流だった。しかし、近年の研究では、この因果関係は逆であることが明らかになっている。
つまり「働く人が幸せな状態だからこそ、高いパフォーマンスが発揮され、結果として組織に利益がもたらされる」のだ。実は、幸せな人は生産性が31%、創造性が3倍も高く、離職率も半分程度になる。また、幸せな人材が多い組織は、利益率が18%高いという。
働く人に幸せを感じてもらうためには、ウェルビーイング(心身・社会的に良い状態)をもたらす環境を用意することが望ましい。それでは企業は具体的に、どのようなことをすべきなのか。
以降では、ウェルビーイングな働き方について、その実現に不可欠な「良い人間関係」、さらに人間関係の質を上げる「デジタル・AI活用」について、ANA、三菱HCキャピタル、ノジマなどの成功事例を交えて、解説する。
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・ウェルビーイングの神髄は「コンフォートゾーン」を超えた成長
・ウェルビーイングに不可欠な「良い人間関係」の作り方
・ANAがデジタル・AI活用で一体感を醸成できたワケ
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