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  • 2024/10/18 掲載

「カリスマは要らない」人望ゼロでも部下をまとめる管理職が実践する「たった2つ」

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圧倒的な実務能力があり、「この人に付いていきたい」と部下に慕われている──このようなカリスマ性を持った管理職に憧れる人も多いかもしれません。ですが、カリスマ性は管理職やマネージャーに必要な素質ではありません。数多くの組織と管理職を見てきた組織コンサルタントの筆者が、「管理職が部下をまとめるために大切な2つのこと」について解説します。
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誤解だらけの「管理職の素質」……本当に必要なもの・やるべきこととは?
(Photo/Shutterstock.com)

部下が「この人に付いていきたい」と思う管理職はごく少数

 チームを率いる管理職やマネージャーは、カリスマ性があり、実務能力が部下より優れていなければならない──そう思っている人も多いかもしれませんが、間違っています。もちろん、カリスマ性も実務能力もあって困るものではないですが、必須とは言えません。

 カリスマ性があれば、部下に「この人に付いていきたい」と思わせ、適切なタイミングで部下を奮い立たせる言葉をかけられるのでしょうが、そんなマネージャーは少数派でしょう。カリスマ性が無くても一流のマネージャーは大勢います。

 それに、マネージャーがカリスマかどうかに関係なく、部下には自分の仕事を全うしてもらわねばなりません。「この人は何となく好きになれないのでやる気が出ない」という部下が果たして許されるでしょうか。会社で働いてもらう以上、上司を好き嫌いで判断させては駄目です。

カリスマ性も実務能力もそこまで要らないワケ

 実務能力については、ある程度結果を残さなければ昇進の俎上には乗らないでしょうから、マネージャーは会社内で一定以上の実務能力があるはずです。それでも、時には自分より優秀な部下が現れます。プレーヤーとして動く機会が減るのに、マネージャーが部下より上の実務能力を持ち続けるのはそもそも無理な話です。

 たしかに、部下が結果を残せなければマネージャーがその穴埋めを主導しなければなりません。「時間の制約がある中でチームの目標を達成しないといけないのだから、高い実務能力は欠かせない」という見解はもっともです。

 しかし、マネージャー自らが動く理由はないのです。自分が動かず、実務能力の高い部下に動いてもらい、足りない部分を穴埋めして目標達成できるなら、そう決断すべきでしょう。 【次ページ】部下をまとめるために管理職がすべき「たった2つのこと」
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