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- 2025/01/29 掲載
成長し続けるリーダーが「陰でやっている」4つのこと、大きな差を生む「小さな行動」
目標達成のために必要な「権限獲得」を交渉する
できるリーダーたちには、周囲から見えにくい行動にも共通点があります。まずは、権限を獲得しようとすること。たとえば、「半年以内に営業スタッフを10人採用してください」と指示を受けても、予算がゼロだったなら目標達成はまず無理でしょう。
リーダーが「100万円の予算をください」とか「採用担当を増やしたい」と状況に応じて上申すべきです。ほかにも、「部下の評価を自分に決めさせてほしい」とか「与えられた仕事をこなすには手が足りないから一部の仕事を他の部署に任せたい」と訴えるのも権限の獲得です。
もちろん、認めてもらえるかは別問題。特に、大企業ほど権限がない中で「何とかしろ」と求められがちです。
それでも、目標達成のために必要ならば、ためらうことなく権限を求めなければなりません。さもないと、自分や部下の負担が際限なく膨らんでいきますし、結果が出なかったとき、否応なしに低評価を下されてしまいます。
欲しい情報が「集まってくる」仕組みを作る
2つ目は、大したことのないように聞こえますが、情報収集です。リーダーは日々重要な決断を繰り返すポジションですから、情報収集は欠かせません。できるリーダーは情報の集め方も工夫し、あらかじめ自分が欲する情報が適切なタイミングで届くようなルール設定をしています。たとえば、下記のような形です。
- 週報にその週に実施した商談の数と結果について記載する
- 顧客からクレームがあった際は即座に連絡する
- 競合他社の新製品に関する情報を入手したら出所と内容を報告する
もちろん、自分から部下へ話を聞きにいっても問題ありません。ただ、求めていない情報が集まって来やすいこと、頻繁にやっていると時間を取られ過ぎることに注意してください。 【次ページ】慎重すぎるリーダーが「成長しない」と言えるワケ
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