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- 2025/04/02 掲載
成長し続ける人はここが違う、必ず目標達成する人が「当たり前にやっている」6つ
まずは「明確なゴール」の設定
最初のポイントは、明確な目標を設定していることです。将来の壮大な夢である必要はなく、1週間先、1カ月先の目標で構いません。目標を掲げればそこに向けて集中できるので、結果が良かろうが悪かろうが振り返りができます。特に、結果が悪かったときは何が原因だったかを分析し、同じ失敗を繰り返さないための行動変化を考えることが非常に重要です。目標を立てずにいると、何となく頑張っただけで時間が過ぎてしまい、成長につながりません。
とはいえ、目標であれば何でも良いかというと、少し違います。たとえば、非常にハードルの低い目標はだめです。
成長とは、「できなかったことができるようになること」ですから、現在の自分が努力を重ねてようやく手が届く目標が理想です。
そして、目標は「いつまでに何を達成すれば良いか」が定量的に分かるものにしましょう。そうしないと、達成可否が人によってずれる恐れがあります。
営業であれば「3カ月で1,000万円を売り上げる」、人事であれば「2カ月以内に営業職を3人採用する」のように目標を設定しやすいでしょう。事務職は難しそうに見えますが、「1日5つのタスクしかできなかったが、1カ月以内に1日7つこなせるようにする」といった効率改善の目標もありますし、「先輩ができていて自分にはまだ身についていないスキルを、1カ月以内に習得する」のような目標を設定するのも1つの方法です。
成功している人は必ず「まね」から入っている
2つ目は、自分のやり方に固執せず、優秀な人のまねをすることです。何事も、まずはまねから入りましょう。武道や芸術に「守破離」という考えがあります。まずは先人の教えを「守」り、それを身に付けてから型を「破」って独自性を模索し、元の型を「離」れて自分の型を確立するという流れです。
ビジネスもこれと同じでしょう。私自身、現在の会社に入社したばかりの頃は、先輩の商談に同席させてもらい、話し方、話す内容を徹底してまねしました。成功している人には何かしらの理由があるはずです。実際、私はその後順調に成長することができました。
注意したいのは、周囲にアドバイスを求め過ぎないことです。アドバイスを求めることが悪いわけではありませんが、誰彼構わず話を聞き、それをすべて取り入れようとすると自分の中に迷いが生じてしまいます。疑問があれば、自分が手本にしている方にだけ尋ねるのが良いです。 【次ページ】中堅ほど間違える問題、ビジネスで「優秀な人」はどっち?
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