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- 2015/10/14 掲載
ブルーボトルコーヒー、国内人気店舗で機会損失を回避したモバイル決済導入事例
サードウェーブコーヒーの代表格「ブルーボトルコーヒー」
2002年創業のブルーボトルコーヒーは、サードウェーブと呼ばれるアメリカで起こったコーヒーブームから台頭したコーヒーショップである。2015年2月、東京の清澄白河に国内店舗1号店をオープンしてから約1カ月後、早くも2号店となる青山店をオープンさせるなど日本でも話題になっている。TOWN SQUARE TOKYO 2015のディスカッションに登壇したブルーボトルコーヒージャパン ディレクター 井川 沙紀氏は、レジが乗らないカウンターでも利用できるSquareのシンプルなデザインが気に入り、導入に踏み切ったと語った。
「1号店ではオープンから行列ができる状態だったので、Squareの導入を2台から4台に急きょ変更した。こういったフレキシビリティの高さもメリットの1つだ。営業初日よりSquareからサポートをいただき、オペレーション面でも安心感があった」(井川氏)
近年はイベント会場の物販も手掛けるポニーキャニオン
矢萩氏は、「(Squareは)初期投資がゼロという部分で説得しやすかった。導入して1時間程度で操作もマスターでき、手数料も安いということもよかった。まずは小さくスタートし、結果を出してから大きく広げていけばよい」と高評価だ。
「導入に関して拒む理由がまったくなかった。手数料も安いし、従来まで1、2カ月かかっていた入金が、翌日決済で入る。そのため経理も楽になった。ただし1つだけお願いがある。現在まだJCBカードに対応できないこと、翌日決済の銀行が限られているので、この点を改善してほしい」(矢萩氏)
ブルーボトルコーヒーでは、店頭で接客する人をいかに説得するのかという点には気を使ったそうだ。井川氏は「まず運用する現場の不安を解消することが大事だと思う。まだ我々は2店舗の出店であるため、いろいろな形を試しながら進めている」と、運用の方針を説明した。
メリットだけでなく、不安を感じていた面もあった。ひとつは、通信ができない売り場で対応可能できるのか? という点だ。
「地方に行ったとき、まったく通信できない状態になり大変困った。しかし、Squareにはオフライン機能があり、問題なく利用できた。通信が不安定な場所でも、情報を一旦ホールドし、通信可能な状況になったときに決済を行える」(矢萩氏)
【次ページ】Squareの売上分析機能で需要を予測し、機会損失を失くす
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