- 2012/09/18 掲載
CA Technologies、サービスデスク管理製品「CA Service Desk Manager」の最新版を発表
サービス・オペレーションへのアプローチを簡素化するとともに、グローバル企業やサービスプロバイダ向けに、複数顧客のITサービス・マネジメントを統合管理できるマルチテナント機能も提供している。
今回新たに拡張されたブラウザサポート機能を備え、あらゆるデバイスからCA Service Desk Managerへアクセスできるようになったという。具体的には、Apple SafariやGoogle Chromeなどのブラウザに対応し、ユーザーはタブレットやスマートフォンからもアクセスすることができるようになった。また、PDA機器からもサービスデスクチケットが上げられるなど、PDAインタフェース対応も拡張された。
また、サポート業務プロセスの自動化をより効率的に実行するために、プロセスエンジンを搭載した。プロセス記述文書、プロセス・フロー・ダイアグラム、そしてあらかじめ構築されているプロセス定義がライブラリとして提供される。これにより業務プロセスが自動化され、サポート業務の効率化を図れるという。
さらに、REST (REpresentational State Transfer)に対応したHTTPベースのウェブサービスのAPIを提供する。これによりユーザーは、CA Service Desk Managerにある情報へ自由にアクセスできる。ユーザーが使う別システムと連携させるなど、ユーザーの業務に対応した柔軟なカスタマイズを実現する。
そのほか、Excelや、CSVファイル、ODBC/JDBCを使った外部データソースから、CMDBへのデータインポート機能をサポートする(CMDBとは)。これにより、構成管理アイテム(CI)やその関係性のマッピングを展開できる。
また、CMDBの変更監査と管理機能(Change Audit and Control Facility(CACF))は、変更ポリシーが順守されているかを確認し、順守されていない場合のポリシーと定義を明確にすることができる。未承認の変更が検知された場合、ブラウザベースのUI(ユーザーインタフェース)がポリシーの生成やアクションの定義を促す。
価格は、同時接続25ユーザーの場合で1,400万円。本日より出荷を開始する。
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