- 2025/04/16 掲載
ブラックロック調査部門、米国株の投資判断をオーバーウエートへ引き上げ
トランプ政権の政策の不確実性を背景に、約1週間前には米国株の投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げていた。
今回の急転直下の動きに関し、アナリストらは報告書で「政策の不確実性は、短期的には経済成長と株価の重荷になるかもしれない。しかし、経済と企業収益の基調は依然として堅調で、人工知能(AI)などの巨大な力が下支えすると考えている」との見解を示した。
ただ、BIIのジャン・ボワバン所長らは「大きな不確実性が依然残されている」とくぎを刺し、「リスク資産のボラティリティーが継続しており、急反転する可能性がある」と注意を促した。
BIIは今後のリスクに対するスタンスは、関税を巡るトランプ政権の政策決定に左右されると説明した。
ブラックロックは先週、2025年第1・四半期の運用資産総額が11兆5800億ドルと過去最高を更新したと発表した。
PR
PR
PR