【徹底調査】最近注目の「オブザーバビリティー」の費用対効果、調査で出た驚異の効果

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2025/02/11 掲載

【徹底調査】最近注目の「オブザーバビリティー」の費用対効果、調査で出た驚異の効果

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システム全体の動作状況を包括的に可視化する「オブザーバビリティー」ツール。ハイブリッドクラウドなどシステムが複雑化する中で、オブザーバビリティー（可観測性）は昨今の注目キーワードとなっている。だが必要性は分かっているものの、コストを理由に導入をためらう企業も多いのではないだろうか。そこで、オブザーバビリティーツールによって企業はどれくらいの経済的なメリットを得られるのか。調査から見えてきた実態を詳解する。

注目が集まる「オブザーバビリティー」、重要なのはわかるけど…費用対効果は？

（Photo/Shutterstock.com）

求められるのは「高パフォーマンス」で「低コスト」

　デジタルサービスを提供している企業にとって、サービスのパフォーマンスは売上を左右する重要な要素だ。もしもパフォーマンスが低かったら、顧客はすぐに別のサービスに乗り換えてしまうだろう。そこで重要になるのが、システムやサービスの状態を監視・把握して、問題を予知・解決する仕組みである「オブザーバビリティー」（可観測性）である。

　ただし、高いパフォーマンスを維持するために、無制限にコストをかけることはできない。オンプレミス／クラウドにまたがるハイブリッドクラウド環境でコストを最適化しつつ、高いパフォーマンスを維持する仕組みも同時に必要になる。

　実際に先進企業では、単なるオブザーバビリティーだけでなく、コストの最適化、自動化の仕組みを連携させて、サービスの競争力を高めることが常識になりつつある。

　以下の資料では、アプリケーションのパフォーマンスを監視するAPM（Application Performance Monitoring）ツール、ハイブリッドクラウドのコスト最適化ツールを導入・活用している12の企業にインタビューを行い、その経済的なメリットを調査した。

　それによると、3年間の平均ROI（投資収益率）は419％、年間の計画外停止の42％減少など、他にも興味深い結果が報告されている。パフォーマンスとコストのバランスを保ちつつデジタルサービスの競争力を高めたい企業に、ぜひ参考にしてほしい。