【味の素システムテクノ事例】業務革新とサービス可視化・適正化に貢献したサービスデスク製品
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全体最適を図るべく、業務機能別組織へ変更
従来、味の素システムテクノは、たとえば味の素本社の会計系システムを維持・開発する部門、販売物流系システムを維持・開発する部門といったように対応する顧客別、事業別に部門が分かれていた。そのため、それぞれの部門ごとに開発や企画、運用を行う部隊が分散しており、非効率な面があったという。そこで取り組んだのが、業務機能別の組織体制作りを柱とした業務革新プロジェクト「Tomorrow(to maximize our value through restructuring of work)プロジェクト」だ。
取り組みの背景について、味の素システムテクノ 経営企画部 専任課長 中林克夫氏は次のように語る。
「各部門ごとに最適化を図っていたものの、限界を感じており、全体最適の視点で組織体制を変更する必要性に迫られていました。そこで、従来のシステム機能軸の組織から、現在は開発は開発部門、運用は運用部門というように、業務機能軸の組織に変更することにしました。」(中林氏)
その結果、システム開発につながる企画提案を行う「システムソリューションセンター」、決まった企画提案を具体的にシステム化していく「システム構築センター」、サービスデスクやサービス設計、障害管理を手がける「フロントサービスセンター」、維持・運用業務の標準化や可視化、効率化を伴う維持・運用業務を実施する「ITサービスセンター」の4つに分けられた。
「従来は同一の開発案件であっても、アプリとインフラでは問い合わせ先が異なっていたり、複数のアプリに共通して関わる案件を受ける部門が不明確であったりしましたが、今回の変更で問い合わせ先がはっきりとし、顧客にとっても判りやすい体制となりました。」(ITサービスセンター標準化サブセンター長 菊池修 氏)
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