記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 2025年の崖は目前、コープさっぽろやルートインが導入「次世代ワークフロー」とは? 2025年の崖は目前、コープさっぽろやルートインが導入「次世代ワークフロー」とは? 2024/07/03 既存のITシステムを使い続けることで、大きな経済損失が生じるとされる「2025年の崖」。すでに残り1年を切ったが、すべての日本企業が十分にDX推進しているとは言い難い状況だ。このような状況で積極的に検討したいのが、「次世代ワークフローシステム」の導入だ。次世代ワークフローシステムは、従来のシステムと何が異なるのか。コープさっぽろやルートインの事例とその効果も確認しつつ、紹介する。
記事 ID・アクセス管理・認証 LIFULL「ゼロトラスト移行」の全貌、直面した壁や製品選びの基準「140項目」まで解説 LIFULL「ゼロトラスト移行」の全貌、直面した壁や製品選びの基準「140項目」まで解説 2024/07/03 近年、働き方の変化やサイバー攻撃の高度化への対策として、ネットワークのすべてを信頼しない「ゼロトラスト」セキュリティが注目されている。しかし、従来の境界型セキュリティからの移行にあたっては、途中でつまずく企業も多い。ゼロトラスト移行を実現した、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL(ライフル)はいかにして実現させたのか、スケジュールや製品選定の評価軸、導入の課題とその解決方法、そして今後の展開まで、担当者が赤裸々に語る。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 急成長PayPay銀行がパンク寸前?膨れ上がる「事務作業」をスリム化した“驚異の改革” 急成長PayPay銀行がパンク寸前?膨れ上がる「事務作業」をスリム化した“驚異の改革” 2024/07/01 直近の5年間で経常利益は約4倍と、右肩上がりの成長を遂げるPayPay銀行だが、急速な成長と業容拡大に伴い、「事務作業の負担増加」という課題に直面していた。成長企業だからこそ直面するこの課題に対し、PayPay銀行はどう立ち向かったのだろうか。PayPay銀行で業務統括部長を務める金坂竜八氏が解説する。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS もはや本流の「組込型金融」、地銀が新たなサービスを生み出す戦略とは? もはや本流の「組込型金融」、地銀が新たなサービスを生み出す戦略とは? 2024/07/01 非金融機関が自社サービスに金融サービスを組み込む組込型金融(エンベデッドファイナンス)の動きが加速している。それに合わせて、金融機能をAPI経由で提供し、組込型金融を担うBaaS(Banking as a Service)のプラットフォームもサービスが増えてきた。一方、こうした動きに乗るのは簡単ではない。それは地方銀行(地銀)も同様だ。置かれた状況も抱える課題も異なる地銀がBaaSを通じて新たなサービスを生み出すためには、何が必要なのだろうか。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 え、そんなこと? 日本企業のDXが「一気に前進」する方法、3タイプ別に解説 え、そんなこと? 日本企業のDXが「一気に前進」する方法、3タイプ別に解説 2024/07/01 近年、DX推進の必要性が声高に叫ばれているものの、多くの国内企業においてDXが思うように進んでいないのが現状である。DX推進を阻害する原因の中でも特に大きいのは、社内で情報共有がされていないことだ。「え、そんなこと?」と思うかもしれないが、情報共有の重要性を侮ってはいけない。なかなか成果を出せないDXの取り組みを一気に前進させる方法を解説する。
記事 AI・生成AI 生成 AI は「試す」から「使い倒す」段階へ 日テレなど先進事例とグーグルに学ぶ 生成 AI は「試す」から「使い倒す」段階へ 日テレなど先進事例とグーグルに学ぶ 2024/07/01 現在急速に普及し始めている生成 AI 。一方で「実感できる効果が少ない」との声もある。試験段階をいち早く抜け出し、ビジネス成長に大きく寄与するためには、生成 AI をどう活用すべきか? 最先端の生成 AI 活用サービスを展開するグーグルが、「生成 AI を使い倒すための方法」を明かす。また日本テレビの生成 AI 活用事例、ITR による生成 AI 市場動向調査の解説、弁護士から見たコンプライアンス対応の道筋など、さまざまな角度で生成 AI について考察する。
記事 メガバンク・都銀 生き残りたい金融機関は“実践必須”? DX活用で今すぐやるべき「5つの手法」 生き残りたい金融機関は“実践必須”? DX活用で今すぐやるべき「5つの手法」 2024/06/28 生き残りたい金融機関は“着手必須”? DX活用で今すぐやるべき「5つの手法」 DXの必要性が叫ばれて久しい現在、金融業界においてもDXに関する取り組みが加速している。具体的に金融DXとしてどんな取り組みがなされているのか。そして、これからのDX時代に金融機関が生き残るために必要な視点や戦略とは何か。静岡大学の遠藤正之教授が解説する。
記事 コンプライアンス総論 良品計画「法務DX」の知られざる裏側、人材不足・低予算でも今すぐ始められることは? 良品計画「法務DX」の知られざる裏側、人材不足・低予算でも今すぐ始められることは? 2024/06/28 近年、国内の企業や組織でバックオフィスDXが着実に進んでいる。しかし、経理部門や人事部門におけるDXと比較すると、人手不足や予算不足により法務部門のDXはかなり遅れている現状がある。では、どのように「法務DX」を推進すべきなのだろうか。良品計画における法務DX推進の工夫について、同社の法務知財部部長を務める森松 秀樹氏が解説する。
記事 情報漏えい対策 クラウド設定ミスを誘発する4つの根深い課題、「CSPM」と「CWPP」の知られざる解決策 クラウド設定ミスを誘発する4つの根深い課題、「CSPM」と「CWPP」の知られざる解決策 2024/06/28 現在多くの企業が利用するIaaS/PaaSなどのパブリッククラウドサービス。拡張性・利便性が高く、コスト削減が期待できる一方、増大する管理負荷やセキュリティ上の課題が存在する。実際、2022年には、マイクロソフト社によるAzureのブロックストレージの設定ミスによる大規模な情報漏えいの事例もあった。企業はどのようにパブリッククラウドサービスを管理していくべきだろうか。パブリッククラウドサービスの利用時に直面する4つの課題と、それらを解決する「CSPM」と「CWPP」について、解説する。
記事 設計・開発・生産準備 ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ 2024/06/28 ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ ゲーム、音楽、映画といったエンタテインメントやエンタテインメント・テクノロジー&サービス、半導体、金融まで、さまざまな分野で世界的に事業を展開するソニーグループ。同社はその価値の根底にある「技術」をより強固に支えるため、設計・開発領域のDXを推進した。メカエンジニアの生産性を約25%以上向上した次世代CADへの移行など、紆余曲折があった変革の詳細について、ソニー インキュベーションセンター XR技術開発部門 部門長 / ソニーグループ メカ戦略コミッティ 領域代表の天辰 誠也氏が明かした。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 たった10年で漁獲高が半分に…サケ漁“日本一”北海道斜里町による「絶望からの逆襲」 たった10年で漁獲高が半分に…サケ漁“日本一”北海道斜里町による「絶望からの逆襲」 2024/06/27 世界遺産で知られる「知床」のお膝元で、日本有数のサケの漁場として知られる北海道斜里町(しゃりちょう)。日本各地の一次産業が衰退していると報道されるように、同町でも漁獲高が10年で半分以下になるなど厳しい状況に立たされている。そして、その明確な原因も特定できていない。そこで始めたのが「スマート漁業」だ。今回、斜里第一漁業協同組合 総務管理部長の前川 裕也氏らキーパーソンに、漁業の実情や、漁業DXの取り組みについて話を聞いた。
記事 バックアップ・レプリケーション 【マンガ】小惑星衝突でも安心? 災害時でも「秒でデータ復旧」できる“ある手法” 【マンガ】小惑星衝突でも安心? 災害時でも「秒でデータ復旧」できる“ある手法” 2024/06/25 2X25年、日本。小惑星が地球に衝突するかもしれない危機的状況の中、とある食品メーカーでは衝突に備えてデータバックアップ作業に追われていた。その最中、もし衝突によってデータセンターのシステムが停止した場合は、会社の損失は1日あたり数千万円に上ることが判明。さらに復旧に3か月以上かかることになれば倒産は避けられない...。絶体絶命のピンチに陥った彼らの前に、突然謎の人物が現れて…!?
記事 医療業界 薬剤師は本当に“いらない”のか? 実は「医療DXの主役」と言える意外な理由 薬剤師は本当に“いらない”のか? 実は「医療DXの主役」と言える意外な理由 2024/06/21 1 薬剤師って本当に必要なの?──そんな声を聞くことがよくあるのではないでしょうか。そもそも、「薬剤師がどんな仕事をしているのか?」ということも正しく認知されていないように感じます。そのため薬剤師には、患者から価値の高さを認識してもらうためのアプローチが必要です。そこで一役買うのがITのチカラであり、実は医療全体のDXにおける中心的存在とも言えるのです。本稿では、薬剤師の社会的誤解と本来の役割について紹介しつつ、医療DXと将来の薬剤師について解説します。
記事 情報漏えい対策 IPA調査ダントツ1位の情報漏えいルート「中途退職者」、必須対策「4ポイント」とは? IPA調査ダントツ1位の情報漏えいルート「中途退職者」、必須対策「4ポイント」とは? 2024/06/21 サイバー攻撃の高度化によって、組織や企業の受ける被害が拡大している。被害額が高くなっているだけでなく、サプライチェーンなど、関連する組織にも被害は範囲も広がっているという。サイバーセキュリティを充実させるためには、他社との関係性も視野に入れた、全社的なセキュリティ対策が求められている。ポイントになるのは、組織マネジメントだ。そこで本稿では、IPA調査ダントツ1位の結果が出た営業秘密の漏えいルート「中途退職者」への組織マネジメント対策を「4つのポイント」で解説する。
記事 情報漏えい対策 【調査レポート】前年比「事業成長率100%以上」を達成した企業の“ある共通点” 【調査レポート】前年比「事業成長率100%以上」を達成した企業の“ある共通点” 2024/06/21 DX推進とセキュリティ対策は企業の重要課題として語られることが多い。しかし、本当にこれらは事業の成長につながるものなのだろうか。ある調査によると、企業のセキュリティ投資とDX推進の進捗度合いが事業成長率と相関があるといった報告もあり、これらの領域に対する投資が事業成長に貢献することが示されている。しかし、やみくもにDXやセキュリティ対策にお金をかければ成長するわけではないだろう。今回は、正しいDXとセキュリティ対策を通じて、事業を加速させるためのポイントを解説する。
記事 AI・生成AI 【現地レポート】「日本人が知らない」金融サービス10社、投資家減で増えた動きとは? 【現地レポート】「日本人が知らない」金融サービス10社、投資家減で増えた動きとは? 2024/06/21 フィンテック関連のスタートアップピッチイベントとしては老舗だが、米国最先端の企業を扱うFinovateSpringが、5月21日から23日に米国サンフランシスコで開催された。ここでは、講演やパネルから重要と思われる米国におけるトレンドを概観するとともに、会場参加者の投票で選ばれた「Best of Show」受賞および目についたスタートアップの顔ぶれとビジネス内容を紹介したい。AIやBaaS(Banking as a Service)、Embedded Finance(組込型金融)といったトピックに加え、「日本人が知らない」注目の金融サービス企業10社などを解説する。
記事 製造業界 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 2024/06/20 2 2024年5月、経済産業省、厚生労働省、文部科学省はものづくりに関連する技術や企業の動向について毎年取りまとめている「2024年版 ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書とは、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告をまとめた資料であり、2001年に発刊されてから今回で24回目となります。本記事では、300ページ超におよぶ「2024年版 ものづくり白書」の中から、長らく本白書をウォッチしてきた筆者の視点で、今年の注目すべきポイントを紹介します。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス JALの知られざる「セキュリティ戦略」、目指すは“航空機の安全文化レベル”の対策 JALの知られざる「セキュリティ戦略」、目指すは“航空機の安全文化レベル”の対策 2024/06/20 1951年に設立され、日本の航空会社で最も長い歴史を誇る日本航空。グループ企業190社、従業員数約3万6000人を抱える同社は、経産省が認定している「DX銘柄」に5回連続で選定されている。そうした先進的なDXを支えているのが情報セキュリティ戦略だ。2014年から強化され始めたセキュリティ対策だが、その目標は航空機の安全文化と同じレベルまで近づけることだという。いかにしてJALグループ全体のセキュリティを高めているのか、キーパーソンに話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 2024/06/20 2024年4月、働き方改革に関する法律がトラックドライバーにも適用された。この「2024年問題」解決に向け、政府も「物流革新緊急パッケージ」など対策に動いている。これまで無関心であった荷主企業も無関係ではいられなくなった。あらゆる企業が「物流クライシス」への対応が急務となっているが、それにはDXがマストと言えるだろう。では、どう進めていけば良いのか。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏に、物流DXに向けた現状の課題や、推進ポイントなどについて聞いた。
記事 EV(電気自動車) 日産自動車「次世代のクルマづくり」、脱炭素を目指す「生産現場DX」の軌跡とは? 日産自動車「次世代のクルマづくり」、脱炭素を目指す「生産現場DX」の軌跡とは? 2024/06/19 自動車業界は、大きな変革期に突入している。カーボンニュートラルの実現に向けての電動化やデジタル技術の発達による高度な知能化、複雑化が進行しつつあるからだ。急激な変化に対して、どのような対応が必要なのか。日産自動車の車両生産技術開発本部生産技術研究開発センター部長である住真夫氏が、生産システム「ニッサン インテリジェント ファクトリー」の事例紹介をまじえて、「次世代のクルマづくり」について解説する。
記事 AI・生成AI 山口周が説く、生き残り戦略「アファーマティブ」から「クリティカル」ってなんだ? 山口周が説く、生き残り戦略「アファーマティブ」から「クリティカル」ってなんだ? 2024/06/18 AIをはじめとするテクノロジーの進化により、さまざまな分野でこれまでの常識が覆りつつある。DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が声高に叫ばれるものの、依然革新的な変化をできていない企業も多い。独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周氏は、「日本企業が今後生き残るためにはビジネスの転換が必要である」と語る。その詳細とは。
記事 市場調査・リサーチ 【4000社調査で判明】日本企業のリアルな「DX到達度」、足を引っ張る…残念な領域とは 【4000社調査で判明】日本企業のリアルな「DX到達度」、足を引っ張る…残念な領域とは 2024/06/17 2024年5月、情報処理推進機構(IPA)は「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2023年版)」を公表しました。「DX推進指標」とは、DX推進における社内課題の整理や対応策の検討時に役立つ参考資料であり、自社の実力を見える化できるチェック項目のようなものです。DXの取り組み内容に応じたランク付け(0~5)があり、これを参照することで自社の取り組みの成熟度を定量的に確認することができます。毎年、この「DX推進指標」に沿って、自社の取り組みを自己診断した結果が経産省に報告され、その内容をまとめたレポートが公表されているのです。本記事では、過去5年間のレポートの結果を振り返りながら、日本企業のDXの取り組みの変化を概観します。
記事 セキュリティ総論 三井不動産の知られざる「セキュリティ戦略」、カギとなる“外部情報活用”とは? 三井不動産の知られざる「セキュリティ戦略」、カギとなる“外部情報活用”とは? 2024/06/14 DXが進むビジネスの現場において、重要な経営課題の1つとなっているのが、サイバーセキュリティ対策である。業界・業種を問わず取り組むべきではあるが、いまだ多くの国内企業は万全な対策を講じられていないのが現状だ。そんな中、セキュリティガバナンスの強化に努めているのが三井不動産だ。同社は、外部情報を上手く活用し、対策に取り組んでいるという。そこで、三井不動産の事例から、安全なDXを実現するためのセキュリティ対策の秘訣をひも解く。
記事 ペーパーレス化 現場や上長、経理が喜ぶ「経費精算」とは? 失敗しないDX化の舞台裏 現場や上長、経理が喜ぶ「経費精算」とは? 失敗しないDX化の舞台裏 2024/06/14 テレワークを初めとする多様な働き方を実現するうえで、バックオフィス業務のデジタル化は避けては通れない。特に「経費精算」は、ほとんどの企業に共通し、かつすべての従業員に関係する業務だけに、そのデジタル化は着手しやすく効果も高い。とはいえ、やり方を間違えると思ったような効果が得られないのは確かだ。ここでは、失敗しない経費精算のデジタル化のポイントについて整理しつつ、工数を4分の1にした日本テーマパーク開発やスキマバイトのタイミーの事例を紹介する。
記事 建設・土木・建築 「インフラDX」で何が変わる?なぜ進まない? デジタル化のメリットから活用法まで解説 「インフラDX」で何が変わる?なぜ進まない? デジタル化のメリットから活用法まで解説 2024/06/14 建設業にもデジタルの時代がやってきた。これまで建設業界が支えてきた道路やダム、鉄道、港湾といった堅牢な日本のインフラが老朽化する一方、慢性的な人手不足や厳しい労働環境などに直面している。こうした課題の解決の糸口として期待されるのがDX(デジタル・トランスフォーメーション)だ。しかし、他業界に比べて、デジタル化への壁は大きく、なかなか進められていない。そこで、この記事では国土交通省が掲げる「インフラDX」から建設業界のデジタル化の現状と課題、展望についてひも解く。
記事 セキュリティ総論 株価連続下落で始めた「味の素DX」 “組織文化の変革”でどう生まれ変わったのか? 株価連続下落で始めた「味の素DX」 “組織文化の変革”でどう生まれ変わったのか? 2024/06/13 日本企業は海外企業と比較すると、DXが「3周遅れている」と言われている。なぜ、日本企業はここまでDXが進まないのだろうか。そこには、日本企業が陥りやすい“DX症候群”が隠れているという。そんな中、企業の経営構造変革を見事に実現し、2年連続「DX銘柄」に選出されたのが、味の素だ。本稿では、「CDO OF THE YEAR 2020」を受賞した味の素 特別顧問の福士博司氏に、味の素における企業変革の事例を交えながら、DXとパーパス経営の実践方法やDX進捗に欠かせないセキュリティ対応について話を聞いた。
記事 データ戦略 なぜホリプロや不二家はDXを実現しAIを使いこなせた? 石角友愛氏に聞くその施策 なぜホリプロや不二家はDXを実現しAIを使いこなせた? 石角友愛氏に聞くその施策 2024/06/11 米国と比較すると、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI導入は遅れている。これまで100社を超える日本企業のAI導入/DX推進をサポートしてきたパロアルトインサイト CEO 石角友愛(いしずみ・ともえ)氏は、「DXとは会社のコアをデジタル化すること」だと説き、DXを成功させるアドバイスとして、パロアルトインサイトが実際に担ったホリプロや不二家といった企業の事例を紹介した。また、ChatGPTなどの生成AIを自社のビジネスに取り込む企業も増えてきたが、リスクもある。石角氏は生成AIのポジティブ/ネガティブの両面を解説しながら今取り組むべきDX戦略を唱えた。
記事 セキュリティ総論 OSSの84%に脆弱性…ソフトウェアサプライチェーンに潜む脅威が「命取り」になる理由 OSSの84%に脆弱性…ソフトウェアサプライチェーンに潜む脅威が「命取り」になる理由 2024/06/11 昨今、ソフトウェアの開発規模は大規模化し、マルチクラウド環境での開発、OSSやコンテナの利用、外部ツールの統合、テスト、デプロイメントなど、開発から配布されるまでの過程も複雑化している。このように絡み合ったサプライチェーンは、悪意のあるサイバー攻撃者にとって絶好のターゲットとなる。自社のソフトウェアだけをセキュアに保っていれば安全だった時代が終わった今、ソフトウェア開発におけるプロセスの透明化とセキュリティ対策について、企業はどのように進めればよいのだろうか。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 物流DXとは何か? 課題から事例まで、「非効率すぎる人海戦術」からの脱却法 物流DXとは何か? 課題から事例まで、「非効率すぎる人海戦術」からの脱却法 2024/06/10 物流の2024年問題を筆頭とする物流クライシスは、「トラックドライバーの収入が上がれば解消する」といった単純なものではない。長く日本の物流ビジネスは、買いたたきを物流改善と称する荷主企業の怠慢、あるいは過剰要求を人海戦術によってなんとか補ってきた。だが、就労可能人口が減少していく日本において、人海戦術は早晩限界を迎えることは火を見るよりも明らかだ。求められるのは、人海戦術を脱し、生産性を飛躍的に向上させる変革であり、その切り札として期待されているのが物流DXである。
記事 製造業界 【欧州取材】デジタルプロダクトパスポート(DPP)の攻略法は? 最新動向まとめて解説 【欧州取材】デジタルプロダクトパスポート(DPP)の攻略法は? 最新動向まとめて解説 2024/06/04 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで、毎年開催される産業見本市「Hannover Messe 2024(ハノーバーメッセ2024)」では、世界のあらゆる企業による、スマートファクトリーを実現するソリューションの展示や、デジタルプロダクトパスポート(DPP) 、バッテリーパスポートの法制化の対応を実現するソリューションの展示が多く見られました。現地取材を通して見えてきた製造企業が知っておくべき重要テーマついて解説します。