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クラウド活用による業務効率化への期待が高まる一方、製造現場での実装は容易ではないと言われている。こうした中、ダイキン工業では、AWSを用いたリファレンスアーキテクチャ(最善の設計や実践をまとめた汎用的な設計ガイドライン)の構築に取り組み、自社の開発プロセス改革に着手した。そのプロジェクトの進め方と得られた知見について、同社テクノロジー・イノベーションセンターの柳浩太朗氏と幸浦祐作氏が詳細を明かした。
ダイキンが注力「顧客とつながるソリューション」に不可欠な要素
「当社では、2015年に技術開発拠点としてテクノロジー・イノベーションセンターを設立し、社内外の技術者を交えたオープンイノベーションを目指しています。企業だけでなく各大学とも連携し、さまざまな空気・空調に関する価値創出を目指してきました」
このように語るのは、同社 テクノロジー・イノベーションセンターに所属し、ダイキン内で初の大規模なAWSを利用したIoTシステム構築に携わり、現在のリファレンスアーキテクチャチームにてリーダーを務める柳浩太朗氏だ。同氏は、AWSを用いたリファレンスアーキテクチャの概要やきっかけについて、次のように語る。
「5カ年ごとに戦略経営計画を策定し、近年のテーマの1つとして『顧客とつながるソリューション事業』を推進してきました。スピード感を持ったソリューション開発が必要となるため、AWSを始めとしたクラウドの活用が重要かつ不可欠でした。しかし、その過程ではさまざまな課題が浮上しました」(柳氏)
具体的にどのよう課題があり、どのような取り組みによって解決を目指しているのだろうか。以降では、課題解決に向けての取り組みやその内容について迫る。
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・「属人化」「ベンダー依存」…クラウド活用でダイキンが直面した課題
・【目次公開】まずは「基準」作りに着手、ベストプラクティスをまとめたガイドライン
・より具体的な「実装テンプレート」作りへ、立ちはだかった「3つの課題」
・【図解】課題乗り越えた「最終アーキテクチャ」
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