マルチクラウド化の波で高まるセキュリティ不安、有効な解決策とは?
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マルチクラウド化がもたらす深刻な課題、放置すれば取り返しのつかない事態に
たとえば、OpenAIのAIモデルを利用するために、Microsoft Azureを利用するケースは、その典型だ。また、基幹系のシステムはAWS(Amazon Web Services)、情報系のシステムはMicrosoft Azureや Google Cloud というように、自社が持つスキルやシステムの性格に合わせて、複数のクラウドを組み合わせる企業も増えている。特定のクラウドベンダーへの依存を避けるため、あえてマルチクラウドを選択する企業も少なくない。
ただし、こうした動きは新しい問題を企業に突きつけている。その1つが、クラウドリソースやリソースに潜むセキュリティリスクの把握が困難になることだ。監視ツールを導入しても、クラウドごとにツールがバラバラで、各ツールから上がってくる膨大なアラートに立ち往生しているIT部門は多い。
さらに、クラウドの進化のスピードは速い。各ベンダーが競うように機能を追加・強化する中で、最新情報をキャッチアップし続けるのは至難の業だ。
このため、現在、利用しているマルチクラウド環境が本当に安全なのか、設定不備はないか、あるいはCIS(Center for Internet Security)やPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)など、自社のビジネスに求められるコンプライアンス基準を本当に満たしているのかどうか、不安を感じている企業は少なくない。
このような状態で、万が一、不正アクセスやランサムウェア感染など、サイバー攻撃による被害が発生したら、企業は取り返しのつかないダメージを負ってしまうだろう。こうした事態に、どうやって立ち向かえばよいのだろうか。
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・マルチクラウド環境のセキュリティ対策に欠かせない3つの要素
・最新環境では攻撃経路の検出やAIによる検索、Shift Left対応なども可能に
・システム管理者の負荷や対応時間を最大約80%削減できたワケ
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