記事 インボイス・電子帳票 なぜ企業の「バックオフィスデジタル化」は失敗ばかり? その傾向と対策とは なぜ企業の「バックオフィスデジタル化」は失敗ばかり? その傾向と対策とは 2024/10/31 バックオフィス業務のデジタル化は、業種問わず、あらゆる企業にとって必須の課題である。デジタル化によって、業務の効率化や生産性の向上、コスト削減など企業の経営基盤を強化できるためだ。しかし、バックオフィス業務のデジタル化に取り組んだとしても、成功する企業と失敗する企業とが存在する。この差は、どこから生まれるのか。デジタル化に関する最新の市場調査結果を踏まえながら、デジタル化のポイントを解説する。
記事 量子コンピューター 「数理最適化×量子コンピューティング」驚きの効果とは?企業の意思決定に効く理由 「数理最適化×量子コンピューティング」驚きの効果とは?企業の意思決定に効く理由 2024/10/30 ビジネスの世界では、課題は見えているが「課題に合った最適な解決策」を選ぶことができず、目標成果がなかなか出せない業務が数多く存在する。たとえば、配送ルートの効率化を目指す運送会社が、どれだけ「道路の混雑状況」を細かく分析できていたとしても、それを踏まえた「配送時間を考慮した配送ルート選び」の効率化は難しい。こうした、特定の事情を踏まえた最適な解決策選びの難しさを解消してくれるのが「数理最適化」と、量子コンピューティング技術の1つである「アニーリングマシン」と呼ばれるアプローチだ。本記事では、NEC主催セミナー「数理最適化・量子インスパイヤード技術の専門家対談 最適化による意思決定の革新」(2024年9月9日)で語られた内容から、数理最適化とアニーリングマシンの効果を解説したい。
記事 AI・生成AI 花王、博報堂「最先端の人の研究」とは?生成AIとは違う“新しいアプローチ”の面白さ 花王、博報堂「最先端の人の研究」とは?生成AIとは違う“新しいアプローチ”の面白さ 2024/10/30 24 近年、生成AIを活用する企業事例が数多く登場しているが、その中でも1歩先を進んでいるのが、大手日用品メーカーの花王と広告代理店の博報堂だ。両社に共通するのは「合成データ」と呼ばれるデータを活用して新しいビジネスを生み出している点にある。そもそも合成データとは何か、花王、博報堂は合成データで、どのようなビジネスを考えているのか。本記事では、国内では数少ない「合成データ」の事例を詳しく解説する。
記事 AI・生成AI ネスレ日本のCX向上施策が面白い、「生成AI」活用やカスハラ対策「RPGゲーム」など ネスレ日本のCX向上施策が面白い、「生成AI」活用やカスハラ対策「RPGゲーム」など 2024/10/29 世界最大の食品飲料会社ネスレの日本法人であるネスレ日本は、生成AIを活用したカスタマーサポート領域におけるCX(顧客体験)の向上に成功している。2024年のコンタクトセンター・アワードでは、ピープル部門最優秀賞とマネジメント・オブ・ザ・イヤーを受賞した実績があり、さらなる顧客満足度向上を目指す同社は、ビジネスの可能性を握る最重要テクノロジーになりつつある生成AIをいかに有効活用しているのか。本稿では、生成AIなどを活用しながら顧客・スタッフ起点でDXを進める同社の成功体験について、同社のキーパーソンに語ってもらった。
記事 エネルギー・電力 なぜ政府は「原発」にこだわるのか?推進の背景と電力需要増加の「真実」 なぜ政府は「原発」にこだわるのか?推進の背景と電力需要増加の「真実」 2024/10/29 25 現在政府が策定中の第7次エネルギー基本計画では、再エネではなく「原発推進」が目立つ。その根拠としてAIやデータセンターによる電力需要増加が強調されるが、本当にそこまで電力需要は増加するのだろうか。そして、なぜ政府はここまで原発にこだわるのだろうか。
記事 自動車・モビリティ “事故後”に役立ってももう遅い、未然に防ぐ「AIドラレコ」活用術を事例で解説 “事故後”に役立ってももう遅い、未然に防ぐ「AIドラレコ」活用術を事例で解説 2024/10/25 ドライブレコーダーの普及とSNSの発達により、“煽り運転”などの乱暴な運転や危険な運転はすぐに可視化され、拡散されるようになった。業務で車を扱う企業にとっては、これまで以上に安全管理に気を配らなければ、思わぬリスクを背負う時代になっている。しかし通常のドライブレコーダーでは、事故後に役立つことはあっても事故を未然に防ぐことはできない。そこで本記事では、近年社用車の安全管理で注目を集める「AIドラレコ」について、その有効性や導入のポイントについて、大手製薬会社や大手流通業社の事例などを交えながら解説する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 【マンガ】「どうして…」使われないノーコード・ローコード、正しいツール選定のコツ 【マンガ】「どうして…」使われないノーコード・ローコード、正しいツール選定のコツ 2024/10/25 「ローコード開発ツールでDXを推進だ!」と息巻くオオカミ事業部長。しかし、実際の現場では、誰もそのツールを使っていなかった…。簡単で誰でも使える“はず”のローコード開発ツールが、なぜここまで放置されているのだろうか。打ちひしがれるオオカミ事業部長の前に、突如として現れた「謎のコアラ」。どうやらこのコアラ、ノーコード・ローコードについて相当詳しいらしいようだ──。
記事 中堅中小企業・ベンチャー “DX実現”はたった5%未満──中小企業を苦しめる「人・カネ」問題を解決する方法 “DX実現”はたった5%未満──中小企業を苦しめる「人・カネ」問題を解決する方法 2024/10/24 業種や企業規模を問わず、DX推進は企業にとって喫緊の課題といえる。しかし、特に中堅、中小企業の中では、DX推進が滞っている企業が多いのが現状だ。その背景には人材不足やコスト面など、さまざまな課題があると指摘されているが、DXを軌道に乗せる上では「ゴールを定め、現状を可視化し、必要なツールを導入する」ことが重要となる。本稿では中堅、中小企業がDXを推進していく際の課題や解決のためのステップを紹介する。
記事 AI・生成AI 絶対知りたい“次”の生成AI、「次世代LLM」「エッジ駆動」「動画RAG」とは? 絶対知りたい“次”の生成AI、「次世代LLM」「エッジ駆動」「動画RAG」とは? 2024/10/23 38 生成AIは2022年以降、急速に進化し金融業界での活用が進んでいますが、ガートナーのレポートによれば「過度の期待期」を超え、「幻滅期」に差し掛かっています。実際には、推論強化を含む新技術が登場し、生成AIは意思決定を支援するツールとしても進化している最中です。さらに、スマートフォンなどエッジデバイスでの活用が加速しており、金融サービスのパーソナライズが期待されていますが、現状にどのように向き合えばいいのでしょうか。金融DXをけん引してきた筆者が解説します。
記事 クラウド 【マンガ】コストをセーブしてクラウド移行するなら「これ一択」、運用面も「心配無用」なワケ 【マンガ】コストをセーブしてクラウド移行するなら「これ一択」、運用面も「心配無用」なワケ 2024/10/22 とある企業の情報システム部に所属する宗田は、自社のシステムリプレースにあたり、「セキュリティを強化しつつコストは維持」という無理難題を役員から言い渡されて頭を抱えていた。クラウド移行を検討するも、逆にコストが上がるかもしれず焦る宗田。そんな彼の前に最近中途入社した後輩の近藤が現れる。近藤は、クラウド移行を丸ごと頼む方法を知っていると笑顔を見せるが…?
記事 金融政策・インフレ 経済再生「しくじりすぎ」の日本、世界の流れに乗るため「改革必須」の2つの領域とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第175回) 経済再生「しくじりすぎ」の日本、世界の流れに乗るため「改革必須」の2つの領域とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第175回) 2024/10/22 19 デジタル経済の領域で外国企業の対日投資が活発化している。この動きはアベノミクスで不発に終わった第2の矢(機動的な財政政策)と第3の矢(民間投資を喚起する成長戦略)に代わる役割を果たし、経済再生への「大きなひと押し」になる可能性を秘めている。ただし、外部要因に身を委ねていれば自動的に再生できるわけではない。これを機に「失われた30年」を脱して確かな成長軌道に乗るには何が必要か、今回はこの点を考えてみよう。
記事 AI・生成AI 世界と日本の「生成AI市場」を徹底図解、急成長市場をけん引する「ある業界」とは 世界と日本の「生成AI市場」を徹底図解、急成長市場をけん引する「ある業界」とは 2024/10/22 23 世界の生成AI市場は2024年に209億米ドル規模に達し、2024年から2030年にかけて約37%のCAGR (年平均成長率)で成長し、2030年には1,367億米ドル規模に達する見込みです。世界的ブームとなっている生成AIは急速に進化しており、あらゆる業界に変革をもたらしつつあります。この記事では、世界的な市場調査会社MarketsandMarkets (マーケッツアンドマーケッツ)社の市場調査レポート「生成AIの世界市場:提供別、モダリティ別、用途別、業界別、地域別 - 予測(~2030年)」から、世界と日本の生成AI市場について解説します。
記事 医療業界 病院ランサムウェア事件を繰り返さないために…群馬大病院語る医療DXの神髄 病院ランサムウェア事件を繰り返さないために…群馬大病院語る医療DXの神髄 2024/10/21 病院ランサムウェア事件を繰り返さないために…群馬大病院語る医療DXの神髄 大阪急性期・総合医療センターやつるぎ町立半田病院でのランサムウェア事件は、医療機関の経営と患者に深刻な影響をもたらした。医療業界では、サイバーセキュリティの強化とDX推進が求められており、診療録管理体制加算の見直しや電子カルテ情報共有サービスの導入が進められている。医療DXにいち早く着手した、群馬大学医学部附属病院でシステム統合センター 副センター長/准教授を務める鳥飼 幸太氏が、医療DXにまつわる同病院の取り組みといま医療機関が解決すべき課題について語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 石川県の町工場「職人が教えない職場」から大激変、「若手自ら考え仕事する」仕掛け 石川県の町工場「職人が教えない職場」から大激変、「若手自ら考え仕事する」仕掛け 2024/10/21 28 人手不足に関する課題は深刻さを増している。特に、国内製造業においては「技術継承」が共通の課題だ。こうした課題解決には、データとテクノロジー、AIを活用するDXが鍵となる。本稿では、AIスタートアップ企業が取り組む、熟達者思考を「デジタル化」するコンサル手法と最新テクノロジーを組み合わせた「技術継承DX」、石川県にある受託製造専門の町工場が挑む、デジタル技術を用いた次世代の職人に技能継承するための環境構築の取り組みについて紹介する。
記事 AI・生成AI 製造DX最前線、AIスタートアップに聞く世界に勝つ「シン・ニホンのものづくり」 製造DX最前線、AIスタートアップに聞く世界に勝つ「シン・ニホンのものづくり」 2024/10/18 製造DX最前線、AIスタートアップに聞く世界に勝つ「シン・ニホンのものづくり」 製造業は、日本全体の産業の中でもGDPの約20%を占める重要な産業であり、日本は「ものづくり」とともに成長してきたといっても過言ではない。そんな製造業は今人手不足や後継者不足などさまざまな課題に直面し、大きな転換期を迎えている。この時代を乗り切るための鍵を握る存在が、AIだ。本稿では、製造業DXやAI活用の市場におけるリーダーたちが、日本の製造業がAIやロボットを駆使し、課題を解消し、世界をリードするための秘策について語った。
記事 クラウド ガバクラは「やったもん負け」ではダメ、期限迫るも変わらない現実と課題のギャップ ガバクラは「やったもん負け」ではダメ、期限迫るも変わらない現実と課題のギャップ 2024/10/18 59 自治体向け行政システムの標準化を推進する「ガバメントクラウド(ガバクラ)」。2025年度末の移行期限が迫る中、依然として多くの自治体で進捗が見られず、問題が深刻化している。昨年末に取材したときはガバメントクラウドの課題について取り上げたが、今回は自治体、ベンダー、政府といった各ステークホルダーが直面している問題に焦点を当てる。ガバメントクラウドへの円滑な移行において、今求められているものは何か。所属会社の枠を超えて、自治体や事業者を支援し、「地方公共団体の経営財務マネジメント強化事業」のアドバイザーを務める、VMware 公共ソリューション部 部長 中島淳之介氏に話を聞いた。
記事 PLM・PDM・MES・SCADA・QMS 製品ライフサイクル管理でもう悩まない、コスパ抜群の製造業DX「爆速推進」手法とは 製品ライフサイクル管理でもう悩まない、コスパ抜群の製造業DX「爆速推進」手法とは 2024/10/17 複雑化する製品開発プロセスや人手不足により、DXが喫緊の課題となっている製造業。しかし、実際にDXを実現して満足な成果を挙げられている企業は、まだまだ少ないという現状がある。製造業の企業が、大きな手間をかけずDXを進めるにはどうしたらよいのか。AI活用もできるDX推進の手法について解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 「地域活性化」の必勝法、絶対に意識したい「ある視点」を解説 「地域活性化」の必勝法、絶対に意識したい「ある視点」を解説 2024/10/17 バーチャルリアリティ(VR)をはじめとして、デジタル空間の進歩が目覚ましい現在だが、リアルでのイベントやエンターテインメントの需要は落ち込んでいるわけではない。デジタル全盛の今だからこそ、リアル開催のエンターテインメントが地域活性化につながる事例が多くある。リアル体験型のエンターテインメントが地域活性化に果たす役割を、名古屋ウィメンズマラソン、ジブリパークの事例などをもとに解説する。
記事 自動車・モビリティ 【恐怖】死亡事故を疑似体験……運転教育のプロが教える「交通事故をなくす指導法」 【恐怖】死亡事故を疑似体験……運転教育のプロが教える「交通事故をなくす指導法」 2024/10/17 「クルマ」を利用するすべての企業において交通事故防止は重要課題だ。一度でも大きな事故を起こせば、加害者・被害者ともにその後の人生を大きく変える上、会社としても人・金の損害を被り、社会的責任も問われる。だが、単に「注意しましょう」と伝えるだけでは事故は減らない。交通事故防止および運転者教育関連事業を展開するディ・クリエイトの代表取締役 上西 一美氏は、交通事故防止のキーワードとして「ドライブレコーダー(ドラレコ)」「数値化」「習慣化」「DX」を挙げる。これらによってどう事故防止につなげるのか。上西氏に、事故防止の指導法について語ってもらった。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 先進企業に学ぶDX時代の「多要素認証」、ツール選定で外せない「ある条件」とは 先進企業に学ぶDX時代の「多要素認証」、ツール選定で外せない「ある条件」とは 2024/10/17 企業・組織を狙ったサイバー攻撃の中でも、特にリスクが高い脅威となっているランサムウェア。これをいかに防ぐかはセキュリティ戦略立案上も避けて通れない課題だ。多くのケースで侵入経路となったVPNなどのリモートアクセス経由でのランサムウェア侵入を防ぐにはMFA(多要素認証)が有効だが、企業ごとの実情や目的に合わせた手法を選ばなければ効果を挙げることが難しい側面がある。効果的なMFAを導入するにはどうすればよいのか。豊田合成やアルペンなどの先進企業の事例も交え、MFAの選定基準を解説する。
記事 AI・生成AI “AI活用上手”のツムラが「生成AIチャットボット」を断念した納得の理由 “AI活用上手”のツムラが「生成AIチャットボット」を断念した納得の理由 2024/10/17 “AI活用上手”のツムラが「生成AIチャットボット」を断念した納得の理由 コールセンターの人手不足の解決策として注目されているのが、AIチャットボットである。業務の効率化や顧客満足度の向上などの効果が期待できるためだ。製薬会社のツムラは、AIチャットボットの開発に積極的に取り組んでいる企業の1つである。しかし、近年話題の「生成AI」を活用したチャットボットについては断念せざるを得なかったという。同社のAIコールセンターの実現に向けた戦略と今後の展望について、マーケティング本部学術情報部、お客様相談一課の小林純人氏に聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 中外製薬が実践する「DXの全貌」、生成AIやクラウドで目指す「創薬の新たな可能性」 中外製薬が実践する「DXの全貌」、生成AIやクラウドで目指す「創薬の新たな可能性」 2024/10/17 新たな価値とビジネス革新を実現するため、DX推進は今やすべての企業にとって必須の課題である。中外製薬では、製薬業界が直面する変化と課題を踏まえ、積極的にDX戦略を進めてきた。この取り組みが評価され、経済産業省の「DX銘柄」に医薬品業界で唯一、2020年から5年連続で選ばれている。本稿では、中外製薬 デジタルトランスフォーメーションユニット デジタル戦略推進部長の金谷和充氏に、DX推進で目指すヘルスケア産業のトップイノベーター像について話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 目をそらしたら最後「DX負の側面」、名和利男が教える「無意味なセキュリティ対策」 目をそらしたら最後「DX負の側面」、名和利男が教える「無意味なセキュリティ対策」 2024/10/16 目をそらしたら最後「DX負の側面」、名和利男が教える「無意味なセキュリティ対策」 今や企業にとって成長と競争力向上の必須条件となっているDX。しかし、DX推進によって生まれた新たな脆弱性により、サイバー攻撃の脅威が増大している事実を見落としている企業は多い。DX推進と並行して、どのようなセキュリティ対策を実施すべきか。サイバーセキュリティの専門家である名和利男氏が語った。
記事 自動車・モビリティ ダイハツの“泥臭すぎる”AI活用、たった3人で始まった「3つの取り組みと特大成果」 ダイハツの“泥臭すぎる”AI活用、たった3人で始まった「3つの取り組みと特大成果」 2024/10/16 あらゆるビジネスシーンで活用が進むAI。自動車業界においても、AI活用は大きな広がりを見せている。中でも、ダイハツ工業は「現場主導のAI活用」が全社的な取り組みに発展し、数多くの大きな成果を成し遂げた。そこで今回は、現場主導の中心的人物で、ダイハツ工業 DX推進室 DX戦略グループ長兼東京LABO シニアデータサイエンティストの太古 無限氏に、同社のAI活用について、取り組みの内容や成功の秘訣など“全貌”を聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 【マンガ付】アシックスDX担当者が「振り返って実感」、DX成功に「最も大切な本質」 【マンガ付】アシックスDX担当者が「振り返って実感」、DX成功に「最も大切な本質」 2024/10/16 35 DX銘柄2024の「グランプリ」を受賞したアシックスの実務担当者が、書籍『マンガでわかるDX』を題材にDXの成功術や苦労話を解説する本コラム『マンガとアシックスに学ぶDX成功法』。アシックスのDX担当者による実際の体験談からDX推進のヒントをお届けします。第1回は、アシックスが世界で躍進を遂げたターニングポイントとして挙げた「基幹システムの刷新」について解説します。(書籍『マンガでわかるDX』~マンガ第1話<全7ページ>を無料でダウンロードできるページも用意しています)
記事 IT戦略・IT投資・DX 地方製造業のアイシン九州と武蔵精密が「低コスト」で革新的DXに成功できたワケ 地方製造業のアイシン九州と武蔵精密が「低コスト」で革新的DXに成功できたワケ 2024/10/15 37 製造業におけるDX推進の課題に、イニシャルコストが高額になることで、取り組みがなかなか進まない「コストの壁」がある。DX先進企業はこうした課題をいかに解決したのか。古いシステムに新しいテクノロジーや機能を追加する「レトロフィット」による生産ライン改革を実現したアイシン九州と、蓄電池と太陽光発電を活用したマイクログリッド構築によるカーボンニュートラル施策に取り組む武蔵精密工業の事例から、最小のコストで最大の効果を生み出すDXのポイントを紹介する。
記事 自動運転 LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ 2024/10/15 34 自動運転実現のためのコア技術と期待されていたレーザーセンサー技術「LiDAR(ライダー)」。ここに来て、少し旗色が変わってきた。部品として高価なLiDARを外し、より安価なカメラやミリ波レーダーなどで、自動運転のために必要なADAS(先進運転支援システム)などを代替する動きが、自動車メーカーで見られる。一方で、iPhoneにLiDARが搭載されるなど、活躍の場を広げつつある。LiDARとは何かを解説するとともに、自動車産業による「LiDAR外し」の理由や、iPhoneにLiDARが搭載された理由、市場動向などについても詳しく解説しよう。
記事 建設・土木・建築 建設業で「週休2日制」は導入すべき? メリットだけではない業界内の「厳しい現状」 建設業で「週休2日制」は導入すべき? メリットだけではない業界内の「厳しい現状」 2024/10/11 50 一般企業では当たり前の「週休2日制」ですが、実は建設業界では当たり前ではありません。建設業全体では、およそ4割の作業員が4週4休以下、つまり週休1日しか確保できていない状況でした。これが大きく変わったのが、2024年4月から始まった働き方改革関連法、いわゆる「2024年問題」です。ただ同法も「週休2日制」を強制しているわけではありません。「週休2日制」は労働者の健康維持や労働環境の改善に大きなメリットがありますが、企業や働く人にとって、デメリットのほうが多い場合もあるのです。今回は、建設業界の現状を踏まえた上で、週休2日制のメリットや課題、そして業界全体の持続的な成長を実現するために必要なことは何なのか、その具体的な取り組みについて解説します。