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  • 2024/07/11 掲載

「簡単なはず」のローコードでも苦戦? 開発経験「ホントにゼロ」でも安心の内製化手法

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デジタルトランスフォーメーション (DX) を推進するための効果的な手法の1つとして挙がる、ローコード開発。アプリ開発の経験が浅い業務部門のユーザーでも、比較的容易に自身が必要なアプリを内製化できるメリットがある一方で、いくらローコードとはいえ、実際に現場が一からアプリを開発するとなると、それなりの課題が生じ得るのも事実だ。ローコードツールを活用しながら、トラブルなく円滑な内製化を行うためにはどうすればいいのか。具体的なステップとともに解説する。
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企業のDXを後押しするローコードツールの活用方法とは
(Photo/Shutterstock.com)

ローコードで「苦戦」する理由とは

 企業競争力の強化、業務の効率化や働き方改革を実現するために、DXの推進が叫ばれて久しい。経済産業省が公開している「DXレポート」では、国内企業がDXを実現できない場合には、2025年以降から年間で最大12兆円の経済損失が生じるリスクがあることも指摘されている。しかし、企業や組織がデジタル化を一足飛びに進めることは中々難しい現状がある。肝心のIT人材については、慢性的な人手不足が大きな問題となっていることもDXが進まない一因だ。

 そこで、いかに現場の人材を育成し、業務に携わる課題を解決していくか?ということは企業がDXを進める上で大きなポイントになってくるだろう。

 そうした状況を解決する手段の1つとして注目されているのが、ローコードツールの活用だ。同ツールでは、プログラム言語をあまり知らない現場の業務担当でも、自らアプリを簡単に作成できるため、アプリ開発のハードルが下がり、業務ユーザーが短時間かつ低コストで、必要なアプリを内製化できるようになる。

 とはいえ、たとえローコードツールを活用したとしても、アプリの内製化を進める際にはそれなりに課題も出てくる。

 たとえば、アプリ開発を行う場合、従来のようにIT部門の専門スタッフが開発するケースと、業務担当のユーザー自身がアプリをつくるケースに大別できるが、IT部門とユ-ザー部門の役割分担が明確でなかったり、アプリを作るにも業務整理や課題の洗い出し方法が分からなかったり、ツールの特徴を把握した設計・実装ができなかったりと、生じ得る課題は意外と多い。特に、これまで開発経験が一切ない業務部門自身でアプリを製作する場合は、その傾向は一層顕著になる。

 また、IT部門の担務としてインフラの整備という課題もあるだろう。ユーザーにツールを利用してもらうときの制限方法や、セキュリティリスクへの配慮、アプリのライフサイクルに合わせた運用方法なども求められる。いずれにしても、現場で直面する課題を最も深く把握しているユーザーが、当事者として欲しいアプリを自ら作れる環境が用意できれば、IT部門の手間が省けて、開発の負担が軽減される。

 では、こうした課題を踏まえて、効果的にローコードツールを活用するにはどうすればよいのだろうか。

この記事の続き >>

  • ・ローコード開発を成功に導くには
    ・内製化においては「はじめの一歩」が超重要?
    ・導入から継続利用を効果的に行う「4つのステップ」とは

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