SBクリエイティブ株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2024/06/20 掲載
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
2024年4月、働き方改革に関する法律がトラックドライバーにも適用された。この「2024年問題」解決に向け、政府も「物流革新緊急パッケージ」など対策に動いている。これまで無関心であった荷主企業も無関係ではいられなくなった。あらゆる企業が「物流クライシス」への対応が急務となっているが、それにはDXがマストと言えるだろう。では、どう進めていけば良いのか。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏に、物流DXに向けた現状の課題や、推進ポイントなどについて聞いた。

行政も始動…最悪の場合は「市場撤退」も?

 「物流の2024年問題」などにより、何も対策を講じない場合、2024年度には14%、2030年度には34%の輸送力不足が指摘されている。こうした中、政府も国を挙げた対策を進めており、たとえば2023年10月には内閣府が「物流革新緊急パッケージ」を発表。物流革新に向けた即効性の高い各種施策として「物流の効率化」「荷主・消費者の行動変容」「商慣行の見直し」の3分野、計13の施策を示した。

 これまで、それぞれの行政機関が別々に指導、監督してきたが、2024年問題を契機に連携する動きが始まった。これにより、物流企業にしわ寄せがいきがちだった物流問題の責任や負担を、荷主企業も意識して取り組むことが必要となった。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏はこう語る。

「荷主企業は物流改革に取り組まなければ、社名公表や物流事業者との取引中止などにつながり、最悪の場合は市場撤退にせざるを得なくなることも考えられます。荷主企業にとって行政は、いまや物流面でも脅威となっているのです。事実、2024年3月にも公正取引委員会が、独占禁止法に基づく優越的地位の乱用につながる恐れがある企業として10社を公表しました」

 こうした中で重要な役割を担うのが物流DXであるが、物流現場はデジタル化さえも進んでいないのが実情だ。ではどのようにしてDXを成功させれば良いのか。物流の実態を深掘りするとともに、物流DXの現状の課題と成功へのポイントなどについて解説する。

この記事の続き >>

  • ・運送会社が荷物の取り合い?「運賃・給与」上げられず…
    ・物流DXを阻む、見落としがちな「2つの課題」
    ・物流DX成功のカギは「部分最適」と「データの可視化」

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます