- 2014/09/18 掲載
クラリオン、介護ロボット分野の合弁会社「ケアボット」を10月に設立
両社は製品化第一弾として、高齢者の薬の過剰摂取や飲み忘れ、飲み間違い、誤薬を防ぐ服薬支援装置の開発を進めているという。
内閣府の平成26年版高齢社会白書によれば、2013年10月1日現在、日本の65歳以上の高齢者人口は過去最高の3,190万人(前年3,079万人)、総人口に占める割合(高齢化率)は25.1パーセントにのぼる。また厚生労働省では、2025年に最大で約249万人の介護職員が必要になると推計されている。
両社によれば、近年は介護現場でのロボット活用が注目されながらも、効果の明らかさや価格の面から、介護現場への普及がなかなか進まない状況にあると指摘。今後ケアボットでは、介護現場の職員や高齢者のニーズに応じた「現実的な価格と現場で使える介護ロボットの実現」をめざす。
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