新たにヘルスケアサービスを提供する塩野義製薬
「創薬型製薬企業として医療用医薬品をご提供していましたが、新たにヘルスケアサービスをご提供し、社会課題の解決や、病気で悩まれている方々のサポートを目指します」(木口氏)
木口氏が所属するデータサイエンス部が取り扱うデータは、社内のデータはもちろん、オープンソースのデータや商用データベースなどの社外のデータもある。これらを活用し、新たなビジネスを創出するための活動を行っている。
たとえば、研究・開発・生産などのほかに、MR活動、流通・販売、副作用データなどの薬に関わるデータを扱う。また、人材の育成、従業員エンゲージメントなどにおける課題解決のために、データドリブンでサポートする。
「一般的な製薬会社のデータサイエンティスト業務よりも、幅広い業務を行っているかもしれません」(木口氏)
企業が持続的な成長を遂げるためにはDXが欠かせない今、データサイエンティストの役割や育成に課題を感じている企業は多いはずだ。ここからは、データサイエンティストが創るビジネスの詳細について、木口氏に話を聞いた。
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・ビジネスを創るデータサイエンティストとは
・データサイエンティストが開発した「人工知能解析プログラマ」
・データサイエンスビジネスで重要なもの
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