- 2014/06/27 掲載
BtoB企業のデジタルマーケティング調査、5割がWebサイト活用で「効果出ていない」
調査によれば、デジタルマーケティング担当者の専任/兼務状況は、「専任」と回答した割合が18.7%、「専任と兼任が混在」と回答した割合が22.9%、他の業務と兼任(兼任のみ)と回答した割合が39.7%となり、「専任」「専任と兼任が混在」を合わせて、約4割の企業で専任の担当者が存在していることが明らかになった。
一方、「専任」「専任と兼任が混在」の合計割合は、売上高1,000 億円以上の企業で42%、売上高300~1,000億円の企業で50%、売上高300億円以下の企業は37%と、企業の売上高との相関関係は認められなかったという。
また、BtoB企業における、営業・マーケティング課題(複数回答)は、「新規顧客の取り込み」が51.4%、「既存顧客の囲い込み」が30.8%、「海外への進出・取引拡大」27.1%となった。なお、売上高 1,000 億円以上の企業では、この割合・順位が大きく変わり、「国内シェアの拡大」が42.1%、「新規顧客の取り込み」が39.5%、「海外への進出・取引拡大」が36.8%、「既存顧客の囲い込み」が34.2%となった。
また、デジタルマーケティングの課題への取り組みについて、「効果が出ていない」は、「できている・効果あり」をほぼすべての施策で上回っており、「取り組んでいる」担当者の約53%は、「効果が出ていない」と感じていることがわかった。「自社 Web サイト活用」に「取り組んでいる」は、79.9%と最も高いが、同時に「効果が出ていない」と回答した比率も最高値となった。
さらに、「グローバルサイト活用」と「運用の効率化」は、「効果が出ていない」が「できている・効果あり」を大きく上回った。「グローバルサイト活用」は、「効果が出ていない」が、取り組んでいる担当者の56%を占めた。
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