記事 金融セキュリティ KADOKAWAやイセトーも被害「ランサムウェア」、暗号資産犯罪動向調査に見る実態とは? KADOKAWAやイセトーも被害「ランサムウェア」、暗号資産犯罪動向調査に見る実態とは? 2024/09/18 3 身代金を要求するマルウェアの一種である「ランサムウェア」の被害が数年来増加しており、ここ数か月でもKADOKAWAやイセトー、JAXAなど大手企業の報道が相次いでいる。ランサムウェアと併せて確認すべきなのが、身代金のやり取りで使われる「暗号資産とその犯罪動向」だ。本稿ではブロックチェーン分析企業のチェイナリシス ジャパンが発行した「2024 暗号資産犯罪動向調査レポート」を紹介する。一般企業が無視できないランサムウェア攻撃の増加やマネーロンダリング手法の進化、犯罪手法の変遷について解説しよう。
記事 AI・生成AI 世界最先端フィンテックイベントで判明、生成AI登場で変化した「銀行員のスキルセット」 世界最先端フィンテックイベントで判明、生成AI登場で変化した「銀行員のスキルセット」 2024/08/30 1 この6月、ロンドンで金融業界におけるテクノロジーの最前線を探るイベント「Fintech Week London 2024」が開催された。ロンドンといえばイノベーションを促進する「規制のサンドボックス」やスタートアップ支援、エコシステムにおいて先進的な地域だが、どのような取り組みが推進されているのか? イベントで明らかになった生成AI活用の実態や、銀行員のスキルセットの変化、イノベーション都市ロンドンでのエコシステムについて解説する。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス オールジャパンで挑む宇宙ビジネス、3,000億円「宇宙戦略基金」の使い道とは? オールジャパンで挑む宇宙ビジネス、3,000億円「宇宙戦略基金」の使い道とは? 2024/08/23 人類の活動領域が宇宙空間まで拡大し、世界各国で宇宙開発を強力に推進している。国際的な宇宙開発競争が激化する中、日本では2024年4月に内閣府や経済産業省、総務省、文部科学省を主体として「宇宙戦略基金に基づく基本方針」を公表した。2024年3月には、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に「宇宙戦略基金」を創設、2024年5月末には宇宙基本計画工程表を改訂している。さらに合計で3,000億円(2023年度補正予算)を措置し、10年で1兆円規模を目指す計画を立てているが、具体的にはどんなことをするのか。「宇宙戦略基金の基本方針」と技術開発テーマ、展望について解説する。
記事 5G・6G NTTやKDDI、ソフトバンク、グーグルも参画「光技術」、Beyond 5Gへ各社の動向とは? NTTやKDDI、ソフトバンク、グーグルも参画「光技術」、Beyond 5Gへ各社の動向とは? 2024/08/01 デジタル化とともに扱うデータは加速度的に増加し、社会や産業に大きな変革をもたらしている。その一方、拡大するデータセンターは膨大な電力を消費し、既存の情報通信ネットワークでは、伝送能力と処理能力の双方が限界に近づいているという懸念もある。こうした中、政府では持続可能な社会の実現に向けて、Beyond 5Gを中心に環境負荷を大幅に下げる「オール光ネットワーク」「光電融合技術」などへの支援を開始した。本稿では、通信会社をはじめ、多くのグローバル企業が連携して挑む「光技術」について解説する。
記事 AI・生成AI AI事業者ガイドラインとは何か? 経産省と総務省謹製「日の丸AI」基準の書 AI事業者ガイドラインとは何か? 経産省と総務省謹製「日の丸AI」基準の書 2024/06/28 1 政府はこの4月、AIガバナンスの統一的な指針を示すため「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を策定した。生成AIの普及を踏まえ、総務省や経済産業省が策定した既存のガイドラインなどをに関して、必要な改訂を施した格好だ。本記事では、「AI事業者ガイドライン」の策定方針や基本的な考え方、基本理念や指針、そして今後の展望などについて解説する。
記事 カーボンニュートラル グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ 2024/06/13 鉄鋼業界はこれまで、CO2排出量が多いとされる産業の1つとされ、「脱炭素化」が急務となっている。こうした中、鉄鋼業界では「グリーンスチール」が注目を浴びている。これはCO2排出量を大幅に減少させた鉄鋼製造方法で生成された鉄のこと。本記事では、グリーンスチールの基礎、具体的な精製方法、日本製鉄や神戸製鋼、JFEなどの日本の大手企業の取り組み事例、政策的な支援、そして今後の展望などについて解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 「Web3×メタバース× IOWN」で何が変わる? ドコモらが大胆予測 「Web3×メタバース× IOWN」で何が変わる? ドコモらが大胆予測 2024/04/16 Web3やメタバース、光電融合技術(IOWN)といった次世代テクノロジーを利用するための環境が徐々に整いつつある。これらのテクノロジーが実装されれば、「よりリアルで没入感のあるデジタル体験」が実現できるといわれている。では、2025~2030年にどのような産業やサービスが産まれるのか? 国際大学GLOCOM 客員研究員の林 雅之氏、NTTドコモ 新事業開発部 担当部長の小田倉 淳氏、FinTech Journal 編集部の山田竜司(モデレーター)が予測した。
記事 AI・生成AI 「国産でも影響力大」、日本語特化の大規模言語モデル(LLM)が重要な理由 「国産でも影響力大」、日本語特化の大規模言語モデル(LLM)が重要な理由 2023/12/28 ChatGPTに代表される生成AIが進展する報道が相次ぐ中、OpenAIやマイクロソフト、グーグルなどの海外勢が大規模言語モデル(LLM、Large Language Model)の開発やサービス展開し、国内外のAI関連の市場を大きくリードしている。その一方で、日本の国際競争力や言語の特殊性への対応、安全保障などの観点から、国内事業者による日本語対応のLLMの開発や取り組みに対する期待も高まっている。本記事では、生成AIにおいて海外勢が先行する中、国内事業者による日本語対応のLLM開発や取り組み、将来展望などについて、解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 総務省が整理する「Web3時代に向けたメタバース活用」、その論点とは? 総務省が整理する「Web3時代に向けたメタバース活用」、その論点とは? 2023/11/30 総務省は2023年7月18日、「Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する研究会」報告書を公表した。本報告書では、メタバース空間内に係る課題やメタバース空間外と関連する課題を整理し、その方向性を提示。さらに総務省では、継続的なフォローアップとメタバースの市場が拡大していくことを見据え、10月24日に「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会(第1回)」を開催している。今回は、7月に公表した報告書と、今回10月に新たに設置した研究会の取り組み内容を踏まえ、今後のメタバースの進展に向けた展望について解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 デジタル庁年次報告書まとめ、マイナンバーなど1年間でどんな取り組みをしたのか デジタル庁年次報告書まとめ、マイナンバーなど1年間でどんな取り組みをしたのか 2023/11/24 デジタル庁の設立から2年が経過し、デジタル庁は2023年8月31日に、2022年9月から2023年8月までの活動の報告書である「デジタル庁年次報告書 」を公表した。デジタル社会の実現に関する司令塔として、デジタル庁はこの1年間、どのような取組を実施し、どのような成果をあげたのか、そのポイントを解説する。
記事 AI・生成AI 生成AIは「過度な期待」、それでもオールジャパンで推進する「AI施策」まとめ 生成AIは「過度な期待」、それでもオールジャパンで推進する「AI施策」まとめ 2023/09/21 生産性の向上や新たなビジネスチャンスの創出、社会課題解決への寄与など、生成AI(ジェネレーティブAI)の活用がさまざまな領域で広がりをみせている。米ガートナーの「先進テクノロジーのハイプサイクル:2023年」では、生成AIは「過度な期待」のピーク期に位置づけられるなど、注目度はピークに達している。一方、生成AI関連技術は、OpenAIはじめ、マイクロソフト、グーグルなどの海外ビッグテックが大きくリードしており、日本の産業競争力や経済安全保障などの観点から懸念の声もある。今回は生成AIの市場動向も踏まえつつ、政府のAI戦略の取り組みを産業政策の観点から解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 令和5年版情報通信白書とは? 総務省が最新版で推す「データの価値と使い方」 令和5年版情報通信白書とは? 総務省が最新版で推す「データの価値と使い方」 2023/08/14 総務省は2023年7月4日、「新時代に求められる強靱・健全なデータ流通社会の実現に向けて」を特集テーマとした令和5年「情報通信に関する現状報告」(令和5年版情報通信白書)を公表した。本白書では、日本の通信インフラの進化に伴うデータの流通の進歩を整理し、データの流通と利用の現状と課題、動向などを分析している。さらに、データを活用したさまざまなサービスの恩恵をすべての人が享受できるデータ流通社会の実現に向けた取り組みを展望している。本記事では、新時代に求められる強靱・健全なデータ流通社会を中心に、本白書の全体像とデータ流通社会の実現に向けた取り組みやICT政策の動向などのポイントを解説する。
記事 経営戦略 DXリテラシー標準とは何か? 「5つの要素」「4つの活用イメージ」を理解する DXリテラシー標準とは何か? 「5つの要素」「4つの活用イメージ」を理解する 2023/07/28 急速なデジタル化が進む中、多くの日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに遅れをとっていることが指摘されている。その大きな要因のひとつとして、DXの専門性を持った人材が不足していることが挙げられる。こういった状況の中、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2022年12月21日、「デジタルスキル標準(DSS)」ver.1.0を発表した。「デジタルスキル標準」は、「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」の2つから構成され、個人の学習や企業の人材育成・採用の指針との位置づけだ。今回は、DXに関する基礎的な知識やスキルを身につけるための指針「DXリテラシー標準」を中心に解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 GX(グリーントランスフォーメーション)とは何か? 「GXリーグ」「排出量取引」の正体 GX(グリーントランスフォーメーション)とは何か? 「GXリーグ」「排出量取引」の正体 2023/07/25 日本政府は2020年10月、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という、カーボンニュートラルを目指すことを宣言した。この達成目標を成長の機会ととらえ、産業競争力を高めていくことも狙いの1つである。そうした中、経済産業省は2022年2月1日、経済社会システム全体の変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引する「GXリーグ基本構想」を公表した。2022年7月には「GX実行会議」を設置し、12月に「GX基本方針」をとりまとめ、2023年2月には「GX基本方針」と「GX推進法案」を閣議決定し、2023年5月12日、法定された。そして、2023年度からから本格な活動を開始する計画だ。GXとは何か、GXリーグ基本構想ではどのような取り組みが実施されるのかを解説する。
記事 決済・キャッシュレス 日進月歩の「中央銀行デジタル通貨」、日本銀行が示す最新動向を徹底解説 日進月歩の「中央銀行デジタル通貨」、日本銀行が示す最新動向を徹底解説 2023/06/14 デジタル化の急速な進歩を背景に、中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency:CBDC)をはじめとした、デジタル社会にふさわしい決済システムのあり方が議論と検討の焦点となっている。CBDCは、2023年5月に新潟で開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議での共同声明の中でも言及された。日本では、今年4月からパイロット実験を始めるなど、将来的なニーズの高まりに備えて準備を進めている。本記事では、CBDCについて、G7財務大臣・中央銀行総裁会議での政策的な議論や、日本銀行がこれまで行ってきたCBDCに関するフェーズごとの概念実証、パイロット実験をもとに、今後の展望を解説する。
記事 AI・生成AI 生成AIはG7でどのように語られた? 「責任あるAI」への5つの行動計画 生成AIはG7でどのように語られた? 「責任あるAI」への5つの行動計画 2023/05/22 「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」が2023年4月29日および30日に群馬県高崎市において開催された。本会合は、G7広島サミット(5月19日~21日)の関係閣僚会合の1つで、構成国・地域のほか、招待国および関係国際機関が参加し、デジタル・技術における諸課題について議論が行われた。その成果として、閣僚宣言およびアクションプランを示す附属書が採択された。本記事では、閣僚宣言の6つのテーマの中から、急速に普及しているChatGPTなどの生成AI技術の動向を踏まえ、「責任あるAIとAIガバナンスの推進」に焦点を当てて、関連する閣僚宣言の内容やアクションプラン、そして今後の展望について解説する。
記事 IT戦略 日米DXの残酷な差は「データ活用環境」にあり、何がどれほど違うのか? 日米DXの残酷な差は「データ活用環境」にあり、何がどれほど違うのか? 2023/03/27 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの重要性が高まっている中、DXを推進する人材像やデジタル技術の活用などが求められている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はこの2月、「DX白書2023」を公開した。今回はこの「DX白書2023」から、DX時代の人材像やデジタル技術の活用などを中心に、解説する。日米DXの差を生む根本的な「データ活用環境」とは何か?
記事 市場調査・リサーチ DX先進国との格差は「顧客対応」にあり、何をどの程度取り組むべきか? DX先進国との格差は「顧客対応」にあり、何をどの程度取り組むべきか? 2023/03/13 企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、企業は環境変化への迅速な対応や、システムのみならず企業文化をも変革していくDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが重要となっている。こうした中、2023年2月9日に公開された「DX白書2023」から、企業におけるDXの取り組み状況や企業のDX戦略、取り組みの方向性、後半はDX時代の人材像やデータ活用技術などを中心に解説する。DX先進国と日本の格差はどこにあるのか。
記事 政府・官公庁・学校教育 Web3.0研究会報告書とは? デジタル庁「肝入り組織」が目指す日本の姿 Web3.0研究会報告書とは? デジタル庁「肝入り組織」が目指す日本の姿 2023/02/20 Web3.0による社会課題への解決や経済成長への期待が高まっている。その一方で、Web3.0はテクノロジーにおいて未成熟な部分も多く、法制度も含めて、さまざまなリスクや課題が山積している。こういった状況の中、デジタル庁はWeb3.0推進のための環境整備に向けて「Web3.0研究会」を発足し、2022年12月27日に「Web3.0研究会報告書」のとりまとめを公表した。今回は、Web3.0の環境整備に向けた取り組み状況とその方向性を中心に、解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 「Web3.0事業環境整備の考え方」とは? 経産省謹製「指南書」の中身 「Web3.0事業環境整備の考え方」とは? 経産省謹製「指南書」の中身 2023/02/14 Web3.0への注目度が高まる一方で課題も山積する中、政府ではWeb3.0に関する事業環境整備に向けた取り組みを進めている。経済産業省は2022年12月16日、「第10回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会」を開催。本部会では、経済産業省 大臣官房 Web3.0政策推進室が「Web3.0事業環境整備の考え方」をまとめている。本内容から、今後のトークン経済の成熟からSociety5.0への貢献可能性なども踏まえ、今後の政策展開や事業環境整備について解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 価値協創ガイダンス2.0とは何か? キリンや東急不動産が取り組む理由 価値協創ガイダンス2.0とは何か? キリンや東急不動産が取り組む理由 2022/12/28 事業環境が急激に変化する中、サステナビリティへの対応を経営に織り込み、長期的かつ持続的に価値を提供するSX(サステナビリティトランスフォーメーション)の実現に向けた取り組みの重要性が高まっている。経済産業省は2022年8月31日、「価値協創ガイダンス」を改訂し、SX実現のためのフレームワークとしての「価値協創ガイダンス2.0」を公表した。その取り組みや背景、今後の展望などについて事例も交えて解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 伊藤レポート3.0(SX版伊藤レポート)とは何か? その概要とまとめ 伊藤レポート3.0(SX版伊藤レポート)とは何か? その概要とまとめ 2022/12/27 気候変動や人権問題、パンデミック、経済安全保障など、事業環境が急激に変化している。こういった状況の中、企業はサステナビリティへの対応を経営に織り込み、「稼ぐ力」を高め、企業価値を向上していくことが、重要となっている。経済産業省は2022年8月31日、「サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)」の報告書として、「伊藤レポート3.0(SX版伊藤レポート)」を取りまとめ公表した。本記事では、伊藤レポート3.0の解説を通じて、企業の経営戦略としてのサステナビリティへの対応、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実践、SXの実現に向けた具体的な取り組みなどについて、解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 Trusted Webとは何か? Web3との違いや推進協議会のレポートを解説 Trusted Webとは何か? Web3との違いや推進協議会のレポートを解説 2022/09/29 社会全体のデジタル変革が加速する中、インターネットを流れる情報の信頼性を高めるための「デジタル社会インフラの在り方」が問われている。内閣官房のデジタル市場競争本部が8月15日に発表した「Trusted Web ホワイトペーパーver2.0」では、Webで流通される情報やデータの信頼性を担保する「Trusted Web」の概念やアーキテクチャなどが解説されている。本稿ではホワイトペーパーを基に、Trusted Webとは何か、Trusted Webの検討の背景や直面している課題やTrusted Webの目指すべき方向性、Trusted Webのもたらすベネフィットや想定ケース、展望などを解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 デジタル庁は設立1年で何をした? 活動報告から読み解く「3つの柱」と成長戦略 デジタル庁は設立1年で何をした? 活動報告から読み解く「3つの柱」と成長戦略 2022/09/24 デジタル庁が発足して2022年9月1日で1年を迎えた。デジタル庁は、官民を問わず人材を集めて予算と権限を確保することにより、デジタル化を推し進めているとアピールする。デジタル庁が「1年間の成果」と認識していることは何か。設立1年の活動報告を基に振り返る。
記事 政府・官公庁・学校教育 「通商白書2022」を解説、ウクライナ侵略の影響とデジタル貿易の今後とは 「通商白書2022」を解説、ウクライナ侵略の影響とデジタル貿易の今後とは 2022/09/15 経産省はこの6月「令和4年版通商白書(通商白書2022)」を発表、食料・エネルギーなどの供給制約・価格高騰、貿易・金融といった領域で、ロシアのウクライナ侵略が世界経済に与える影響が増大している点などをまとめた。本稿では「通商白書2022」の中からウクライナ関連とともに、「グローバルで加速するデジタル変革」「地政学リスクの増大などへの対応」「サステナブルなグローバルバリューチェーン構築」「データ越境」などの論点について解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 人的資本経営とは何か? 経産省調査にみる人材育成「3つの視点」「5つの共通要素」 人的資本経営とは何か? 経産省調査にみる人材育成「3つの視点」「5つの共通要素」 2022/09/14 この5月、経済産業省は「人的資本経営の実現に向けた検討会 報告書(人材版伊藤レポート2.0)」を公表した。このレポートでは「人的資本」の重要性を認識し、人的資本経営という変革をどう具体化し、実践に移していくかを主眼とし、それに有用となるアイデアを提示している。人的資本経営とは何か、背景や今後の展開などを、本報告書や内閣官房が主催する非財務情報可視化研究会などの情報をもとに解説する。
記事 人材管理・育成・HRM 「未来人材ビジョン」とは何か、要約すると? 経産省「人材戦略」の中身 「未来人材ビジョン」とは何か、要約すると? 経産省「人材戦略」の中身 2022/09/13 デジタル化の加速度的な進展や「脱炭素社会実現」などの世界的な潮流は、これまでの産業構造を抜本的に変革し、労働需要や人材政策のあり方にも大きな変化をもたらすことが予想されている。日本の生産年齢人口は、2022年の7400万人から、2050年には5300万人まで大きく減少するという予測もある。こうした状況の中、経済産業省は2030年、2050年の産業構造の転換を見据えた、今後の人材政策について検討するため「未来人材会議」を設置。2022年5月31日に「未来人材ビジョン」を公表した。本記事では、同ビジョンの概要について解説する。
記事 人材管理・育成・HRM 人材版伊藤レポート2.0とは? 要約すると? 経産省が示す「人的資本経営」への道 人材版伊藤レポート2.0とは? 要約すると? 経産省が示す「人的資本経営」への道 2022/09/12 企業における「人的資本」への関心度が高まっている。経済産業省は2022年5月13日、「人材版伊藤レポート2.0」を公表した。これまで、経済産業省は「人的資本経営の実現に向けた検討会」を設置し、経営戦略と連動した人材戦略をどう実践するかという点について、議論を重ね、そのとりまとめを公表している。本記事では同レポートの概要を解説する。
記事 金融政策・インフレ サステナブルファイナンスとは何か? 事例や有識者会議報告書を解説 サステナブルファイナンスとは何か? 事例や有識者会議報告書を解説 2022/08/26 持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定の採択など、持続可能な社会の構築が課題となる中で、新たな産業・社会構造への転換を促すための、金融面での取り組みが重要視される。金融庁も2022年8月4日、持続可能な社会を実現するための金融を指す「サステナブルファイナンス」の取り組みについて公表したが、そもそもサステナブルファイナンスの定義とは何か?金融庁の取り組みや、金融庁サステナブルファイナンス有識者会議の報告書などを基に、政府が推進するサステナブルファイナンスについて、解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 政府の重点計画と「Web3」「NFT」「DAO」の関係は? “デジタル社会”に必要なワケ 政府の重点計画と「Web3」「NFT」「DAO」の関係は? “デジタル社会”に必要なワケ 2022/07/06 政府は2022年6月7日、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を閣議決定した。デジタル社会の実現に向けた羅針盤としての重点計画として、デジタル社会の形成のために政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策や、デジタル庁や各省庁が推進していくための工程表を示している。今回は、政府の重点戦略を中心に「Web3.0」、および「NFT」や「DAO」などの関連する政府の推進施策について解説する。