- 会員限定
- 2016/02/22 掲載
介護ITのビーブリッド竹下氏、ソニーでダブルワークの津田氏らが語る「幸せな働き方」
第4回ITACHIBAレポート(後編)
前編はこちら
ITエンジニアから介護業界のヘルプマンに転身した竹下氏
ITACHIBA実行委員であり、サイボウズフェローの野水克也氏はこう宣言し、後半のセッションが始まった。まずライトニングトークに登壇したのは、介護とITを同時に考える会社、ビーブリッド代表取締役の竹下康平氏。介護離職防止対策促進機構の理事も務めている人物だ。
竹下氏自身は元々エンジニアで、ある会社に転職した際にたまたま介護事業を手がける企業に出向することとなり、そこで介護業界に触れたのが関心を抱くきっかけとなったという。
ではどうすれば増えるのか。たとえばビーブリッドではコンピュータサポートやITコンサルティングを主業としているが、「エアコン掃除やリフォームなど、最近では油圧ショベルの修理も行った。介護事業者が楽になるようなお手伝いをしている」という。
直接的に介護の支援をしているわけではないが、このようなことであれば「どんな経歴の人でも、間接的に介護業界に関わることができるので、こういう関わり方をすればよいのでは」と竹下氏は語る。最後に竹下氏は「ヘルプマンのヘルプマンも、やはりヘルプマンである。そうなっていくことで、介護人材の不足も補えるのではないか」と提言した。
ソニーと自分の会社のダブルワークを実践する津田氏
津田氏が長野県富士見町に移住したのは2015年4月末。津田氏は節目ごとに自身の働く環境を変えてきたという。社会人として最初に務めたのは広告代理店。そこでフリーランスの人をはじめ、会社員とは異なる働き方があることを知る。
10年間務め、業界を変えようとソニーに転職。ソニーではUXデザイナーとして、新しいサービスやプロダクトの体験をデザインする仕事に従事しているという。
【次ページ】津田氏が長野県に移住した理由
関連コンテンツ
PR
PR
PR