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今、改めてオフィスの意義が問われている。その背景には、コロナ禍以降多くの企業が在宅(リモートワーク)と出社のハイブリッドな勤務体制を敷いた結果、「出社する理由」があいまいになっていることがある。だが本来、オフィスは単なる物理的な空間ではなく、従業員の一体感や企業文化を醸成し、生産性を高めていく場であったはずだ。では、アフターコロナの今、本当に「良いオフィス」とは何だろうか。妥協しないオフィスづくりを追求し、社員の9割が「オフィスに満足」するようになったMIXI はたらく環境推進本部の嵯峨 勇氏に聞く。
オフィスは効果的な社内コミュニケーションを生み出す舞台装置
社内コミュニケーションは、従業員同士の信頼関係の構築、チームワークや生産性、エンゲージメントの向上などに不可欠だ。しかし、昨今のリモートワークの普及がその「常識」を大きく塗り替え、オフィスでの対面コミュニケーションの機会は減り続けている。MIXIの新しいオフィスは、そこに同社ならではの回答を提示した格好だ。
「パンデミック以後、企業が固定のオフィスを持つことは当たり前ではなくなり、ハイブリッドワークが主流となる一方で、企業を取り巻く外的要因は変化し続けています。ただ当社は、そうした変化に振り回されることなく核となる価値観を共有し、対処可能な体制づくりをすべきだと考えました。当社の核は『コミュニケーション』であり、新しい本社オフィスも、これを重視して設計しました」(嵯峨氏)
相手の感情や意図を読み取りやすく、偶発的なやり取りが大きな効果につながる可能性があるなど、コロナ禍を経たからこそ、対面コミュニケーションがもたらす価値の再評価が進んでいる。同社はいち早く対面の価値を形にしたといえる。
コロナ禍の影響が遠ざかった今は、「従業員の出社に付随するストレスを減らしながら、価値ある対面コミュニケーションの機会を創出することを、まず念頭に置いています」と語る嵯峨氏。社内コミュニケーションを促進し、企業全体のパフォーマンスを向上させる装置としてのオフィスを実現するため、MIXIが実践してきた取り組みについて詳しく語った。
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・オフィスでのコミュニケーションは、空気や水と同様に「当たり前の存在」
・「全従業員にとって良いオフィス」なんかを目指さない
・プロジェクト開始から3年、社員の9割が「オフィスに満足」
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