- 2014/12/02 掲載
SAPジャパン、SAP HANA SP9を発表 マルチテナント・Hadoop連携など追加
現在、SAP HANAの利用企業数は全世界で4,300社を、SAP HANAプラットフォームを活用しているスタートアップ企業は1,700社を超えているという。
最新版となるSP9では主に下記の機能が追加・強化された。
マルチテナント機能
オンプレミスとクラウド環境の双方で、複数のデータベースのワークロード管理を可能にする、マルチテナントに対応する。これにより、プロビジョニングと管理の作業のシンプル化が可能となり、利用企業はシステムリソースをより有効活用し、全体的な設備投資の低減が可能になるという。
スマートデータストリーミング機能
大量のストリーミングデータをリアルタイムで処理・分析する機能を追加した。これにより「IoTアプリケーションの分析に役立てることも可能」(SAP バイスプレジデント プロダクト マーケティング ダン・ロール氏)。
ダイナミックデータティアリング機能
インメモリーに最適化されたテーブルに加えて、ディスクに最適化されたテーブルの利用が可能になる。高いコスト効果を維持しつつ、ペタバイト級の超大規模のデータセットを管理して、クリティカルデータへもシームレスでアクセスできるようになる。
スマートデータインテグレーション/スマートデータクオリティ機能
データのプロビジョニング、変換、クレンジング、エンリッチメントの機能を追加した。
ACID準拠の高性能グラフ・ストレージ/エンジン機能
エンタープライズデータや、相互関連性の高いソーシャルネットワークやサプライチェーンのデータ処理に利用できる機能。たとえば、SAP子会社のSuccessFactorsのソリューションの場合、SAP HANAのグラフ機能を使用することで、トランザクションとグラフのデータを統合管理し、これまで隠れていた洞察や複雑すぎて計算できなかった洞察を見出すことで、学習者の特定や学習材料の推奨に役立てられるという。
Hadoop連携機能
SAP HANAのHadoop対応ユーザー定義関数(UDF)によりSAP HANAがMapReduceにアクセスすることで、Hadoop内のジョブを直接実行できる。
以下は、11月4日に行われたSAP TechEdにおいて行われたSAP HANAのプロダクトマネジメント シニアエディターであるロン・シルバースタイン氏のインタビュー(英語)。
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